ホリエモンがカルロス・ゴーン被告と対談 堀江さん「約束します」って言っちゃった!「安倍首相よりも強い検察権力」に宣戦布告か!?

画像は『自分のことだけ考える。: 無駄なものにふりまわされないメンタル術』より

ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏が日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告とレバノンのベイルートで対談し、その様子を自身のYouTube『ホリエモンチャンネル』で配信しました。

金融商品取引法違反などの罪で起訴された後、スパイ映画『007』ばりに国外逃亡を果たしたゴーン被告。堀江氏は、その逃亡先のレバノンまで16時間かけて会いに行き、日本の大マスコミも果たせていないという「独占インタビュー」を通訳なしで実現しました。この動画を見た視聴者からは堀江氏への感嘆のコメントが上がっています。

「堀江さんの行動力凄すぎます…尊敬です」

「一個人がメディアを超える時代が来たな」

「英語は下手だけど気持ちが伝わってくる」

ゴーン被告が話す内容は終始、日本の検察への批判で占められていました。

「私の逮捕は日産の役員と検察官の緊密な協力によって行われた」

「私が失望したのは裁判官が検察の前でどれだけ弱いかということ」

「日本では検察官がボス。どんな国でもボスは裁判官だ」

堀江氏は自身の経験(ライブドア事件で2006年に逮捕起訴され懲役2年6カ月)を踏まえて、ゴーン被告の日本の検察への批判におおむね同意して、こう付け加えました。

「検察の力はとにかく強い。安倍首相でも刑事司法制度を変えられない。変えようとすると検察は政治家を逮捕するかもしれないから」

それでもゴーン被告が「私は多くの人々が日本の司法制度の問題に目覚め、公平な制度に改革することに期待しています」と言うと、堀江氏はこう返しました。

「貴方の本や映画が私たちに気づかせる手助けになると思います」

するとゴーン被告はこう切り返しました。

「いいえ、この問題は日本人がやらなきゃいけませんよ、タカさん…日本人の誰かが強いリーダーシップを持って変えてくれることを望みます」

この言葉を受けて今度は堀江氏が熱く語ります。

「FacebookやTwitter、NetfrixなどのSNSが真実を知る手助けになると思います。なぜなら検察と日本のマスメディアは繋がっています。でもほとんどの日本人はこの真実を知りません…私は感動しました。今でも貴方は日産の車に乗ってますよね?」

ゴーン被告は、たどたどしいながらも英語で一生懸命言葉を尽くす堀江氏に丁寧に答えたうえで、日本に対する愛情も吐露しました。

「日産『パトロール』ですよね。大好きな車種ですよ、だって私が作りました。私は日本で逮捕されたからと言って日本を嫌いになったりしない…私は日本を愛している。日本人は人生の一部ですよ。司法制度を改善するための努力がうまくいくことを願っています」

ゴーン被告の想いに堀江氏はこう応じて対談を終えます。

「約束します」

ひょっとしたら、ホリエモンが司法制度を変革するために再び選挙に出るかもしれない…それともホリエモンの意志を受け継いだ誰かが…そして再び検察と対峙する日が来るかもしれません。(文◎編集部)

© TABLO