内閣支持と不支持の割合が久々に逆転|自民党と立憲民主党の政党支持率は…?2月世論調査まとめ

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2月中に行われ、有効回答数や回答を公開している報道機関9社、および選挙ドットコムの定例意識調査の結果をまとめ、比較しました。なお、各社の調査日や手法は異なるため、あくまでも参考値としてご覧ください。

内閣支持率は下降傾向、不支持率と逆転

内閣支持率・不支持率の情勢 実線は各社の電話調査結果の加重平均値の推移、点線は選挙ドットコム実施のネット調査の推移

今回の調査では、前回1月の調査よりおおむね内閣支持率は下降する形となりました。
前回の調査より上昇したのは朝日新聞(前回は1月25-26日)、NHK(前回は1月11-13日)のみで、いずれも前回から1%上昇の38.0%、および45.0%と、その幅は大きいものではありません。
一方、下降においてはその幅が目立つ形となり、産経新聞・フジテレビは前回1月11-12日の調査より8.4ポイント減少の36.2%、共同通信は前回1月11-12日の調査より8.3ポイント減少の41.0%になりました。この2社ほどではないものの、ANN(テレビ朝日)は前回1月18-19日の調査より5.6ポイント減少の39.8%、読売新聞・日本テレビも前回1月17-19日の調査より5ポイント減少の47.0%となり、計4社の調査で5ポイント以上の下降が見られることとなりました。
内閣不支持率については、内閣支持率の低下と呼応する形で、ほとんどの調査で上昇する形となりました。
最も上昇したのは共同通信の調査で、前回より9.4ポイント上昇の46.1%となりました。それに次ぐのは産経新聞・フジテレビの調査で、前回より7.8ポイント上昇の46.7%となっています。またANN(テレビ朝日)の調査も、前回より6.5ポイント上昇の42.2%となりました。
加重平均でみると、2018年の8月以来、久しぶりに内閣支持率が不支持率を下回る結果になっています。

自民党の支持率は下降傾向・立憲民主党の支持率は微増傾向

政党支持率の情勢 実線は各社の電話調査結果の加重平均値の推移、点線は選挙ドットコム実施のネット調査の推移

政党支持率に目を向けると、内閣支持率の下降を受けてか、自民党の支持率はやや下降する傾向を見せています。
前回より上昇したのは選挙ドットコム(前回は1月11-12日)、およびANNの調査のみで、それぞれ前回の調査から2.4ポイント上昇の32.1%、0.4ポイント上昇の45.4%となりました。

一方、もっとも下降したのは産経新聞・フジテレビの調査で、前回から7.8ポイント減少の31.5%となりました。次いで下降したのは日本経済新聞・テレビ東京の調査で、前回1月24-26日より6ポイント減の39%となりました。
野党第一党である立憲民主党は、全体を通して前回よりやや支持率が上昇する形となりました。
もっとも上昇したのは共同通信の調査で、前回から4ポイント上昇の10.9%になりました。逆にもっとも減少したのは読売新聞・日本テレビの調査で、前回から2ポイント減少の5.0%になっています。
コロナウイルスが猛威を振るう中、どのように問題に対処していくか、政府の一挙一動にも注目が集まっています。3月もまた、大きな変化が予測されます。

<参考>
JNN(TBSテレビ) 世論調査(2月1〜2日実施、回答数1218)
共同通信 世論調査(2月15~16日実施、回答数1029)
産経新聞・フジテレビ 世論調査(2月22~23日実施、回答数1000)
時事通信 世論調査(2月6~9日実施、回答数1222)
NHK 世論調査(2月7~9日実施、回答数1252)
ANN(テレビ朝日)世論調査(2月15~16日実施、回答数1073)
読売新聞・日本テレビ 世論調査(2月14~16日実施、回答数1073)
朝日新聞 世論調査(2月15~16日実施、回答数2156)
日本経済新聞・テレビ東京 世論調査(2月21~23日実施、回答数1012)
選挙ドットコム電話 世論調査(2月15~16日実施、回答数1014)
(データ分析・執筆協力:若林良)