UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグが11日に行われ、アンフィールドを舞台にリバプールとアトレティコ・マドリードが激突した。
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死闘を演じた1stレグの結果を踏まえ迎える第2ラウンド。ゴールが欲しいリバプールは開始早々から積極的に攻め立てる。スタジアムに降りしきる雨のようにシュートを撃ち続けると、43分にアレックス・チェンバレンが右サイドからクロスを供給。ジョルジニオ・ヴァイナルダムがヘディングシュートを決め、2戦合計でリバプールが同点に追いつく。
後半に入ってもリバプールが主導権を握り、長短のシュートを立て続けに放つものの、アトレティコの守護神ヤン・オブラクがファインセーブを連発。66分にはアンドリュー・ロバートソンのシュートがクロスバーに直撃するなど運も味方せず、90分が終了し延長戦に突入した。
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アンフィールドの熱気が最高潮に達し延長戦に入ると、94分に右サイドからのクロスをロベルト・フィルミーノが頭で合わせる。これはポストに当たるも、こぼれ球を再びフィルミーノが押し込み、1stレグ含めリバプールが初めてリードを奪う。ところが、3分後にGKアドリアンのパスミスでボールを奪われると、最後はマルコス・ジョレンテの右足シュートで失点を喫し、恐れていたアウェイゴールを許す。
勝利には2点が必要となったリバプールだったが、前掛かりになった所をアトレティコに狙われる。延長前半ロスタイムにカウンターを浴びると、ジョレンテが再び右足を一閃。リバプールがあまりにも痛い追加点を決められてしまう。奇跡を信じ延長後半に南野拓実を投入したリバプールだったものの、終了間際にアルバロ・モラタにトドメの一撃を喰らい万事休す。2戦合計2-4で、大会2連覇を目指したリバプールがベスト16で姿を消した。
試合結果
リバプール 2-3（Agg.2-4） アトレティコ・マドリード
リバプール：ジョルジニオ・ヴァイナルダム43’／ロベルト・フィルミーノ94’
アトレティコ・マドリード：マルコス・ジョレンテ97’105+1’／アルバロ・モラタ120+1’
