12日にシービリーブス・カップのグループステージ最終節が開催し、アメリカのテキサス州にあるトヨタ・スタジアムで日本がアメリカと対戦した。
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インテンシティの部分で差が生まれ、大会2連敗中のなでしこジャパン。ワールドカップ王者を脅かす試合を期待されたが、開始7分にペナルティエリア手前の中央からFKを与え、アメリカの主将ミーガン・ラピノーに鮮やかなシュートを決められてしまう。反撃に出たいなでしこジャパンだったものの、アメリカのハイプレスに苦戦を強いられ、26分にクリステン・プレスに追加点を献上。2点ビハインドで試合を折り返す。
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劣勢となったなでしこジャパンは、いい形で後半に入り徐々に試合の流れを引き寄せる。すると58分、中島依美がペナルティエリア左まで進入しラストパスを供給。岩渕真奈が右足で放ったシュートはゴール右に突き刺さり、なでしこジャパンが一矢報いる。それでもスコアをひっくり返すまでには至らず、83分にリンジー・ホランにダメ押し弾を許し万事休す。1-3で黒星を喫し、なでしこジャパンが3連敗で大会を終えた。