東建コーポ、賃貸住宅建設の低迷で利益25%減

東建コーポレーション(愛知県名古屋市)は3月12日、2020年4月期第3四半期決算を発表した。売上高は前年同期比0.6%減の2395億7800万円、営業利益が24.4%減の84億5400万円、経常利益が24.4%減の87億2200万円、四半期純利益が25.8%減の58億1400万円だった。

前期の受注の低迷や建設資材価格の上昇などで、建設事業の売上高は8.4%減の1047億6300万円、営業利益は34.3%減の75億6300万円と減収減益。東建コーポレーション単体の受注高は金融機関の融資厳格化などもあり、19.4%減の971億6700万円。不動産賃貸事業は一括借り上げによる家賃収入や管理料収入の増加で、売上高は6.5%増の1328億1600万円、営業利益は24.1%増の71億3600万円。

通期業績予想は売上高が0.5%増の3300億3300万円、営業利益が15.3%減の132億2200万円、経常利益が14.7%減の136億9900万円、当期純利益が18.1%減の88億7300万円となっている。

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