2年間無敗のアンフィールドで勝利したアトレティコマドリードのサッカーが凄まじい・・・

まさに究極の矛と盾がぶつかり合った試合です・・・!

3月12日に行われたCLベスト16・セカンドレグのアトレティコマドリード対リヴァプールの試合は壮絶なものとなりました。

ファーストレグは本拠地、メトロポリターノで1-0の勝利を収めたアトレティコでしたが、セカンドレグは誰もが恐れるリヴァプールのホーム「アンフィールド」。

1-0で勝利したのにも関わらず、どこかリヴァプールに余裕が感じられたのは昨季王者という自信と雰囲気を飲み込むアンフィールドが待っていたからかもしれません。

リヴァプールはアンフィールドで "2年間無敗"

アンフィールドでは2017年に行われたクリスタル・パレス戦以降、なんと35試合無敗という驚異的な記録を持っています。

相手選手達もその異様な雰囲気を感じ取っており、皆口を揃えて「戦いたくないスタジアム」だといいます。

アトレティコマドリード対リヴァプールのハイライト

前半戦でリヴァプールが1点を取り、順調に振りだしへと戻すと、後半も怒涛の勢いでゴールへと喰らいにかかります。

プレミアリーグで2位に20点以上もの差を付ける爆発的な攻撃陣を相手に、粘り強くブロックを強いて跳ね返し続けるアトレティコ。

互いの戦術が真反対にもあるような内容をみるとまさに、究極の「盾と矛」を想像させるような試合展開でした。

90分で決着が付かず延長戦へと進むと、ついに均衡をこじ開けたフィルミーノの勝ち越し点。

アトレティコはほとんど攻撃の糸口を見いだせず万事休すかと思われたのも束の間、GKアドリアンのミスキックをきっちりと決め形勢逆転。

その後もジョレンテ、モラタが続けざまにカウンターを続け、終わってみれば3-2の逆転勝利でアンフィールドから勝利を得たのです。

支配率はアトレティコ28%、リヴァプールが72%。

こんな試合があったでしょうか・・・サッカーは本当に奥が深いですね。

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