「自分より小柄な男性がイイ!」本当の自分をさらけ出したい26歳・美女の願望

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東カレ厳選の麗しの美女を紹介する『金曜美女劇場』。

本連載では、東京の夜のシーンに似合う艶やかな大人の女性たちを紹介していく。

透けるように白い肌。そして、スラリと伸びた長い脚。

16歳からモデルを始め、今年で10年目になるという彼女の名は、嶋井亜美さん。

カメラマンがシャッターを切るたびにドキッとする表情を見せてくれる彼女に話を聞くと、辛い過去を教えてくれた。

「山口県の田舎町に住んでいた小・中時代は『いじめられっ子』だったんです。クラスの子からいじめられて、弱音を吐かずに我慢する日々でした。そんな環境から抜け出したいと思って、高1のときに16歳でモデルオーディションを受けたんです」

これまでの人生は、限られたコミュニティーのなかで窮屈な思いをしてきた。

だが、トップモデルになるチャンスを掴めば、東京に行ける。そうすれば、自分のことを虐げる人はいなくなるのではないか。

そんなビジョンを思い描き、すがるような気持ちでモデルオーディションを受けた。すると、見事グランプリを獲得し新人モデルとしてのキャリアをスタートさせることになる。

そこから、県内の高校に通いながら、週末だけ東京に行くという生活が始まった。

「当時住んでいたのは、最寄りのコンビニまで歩いて1時間かかるような田舎街。だけど、東京に行けばファッション業界を飛び回る大人に囲まれる華やかな世界。カルチャーショックを感じて、最初は心が全く追いつきませんでした…」

『山口に住む女子高生』と『東京で働くモデル』。

そのどちらに比重を置けば良いか分からなかった、と亜美さんは当時を振り返って話す。

しかし、その後も着々とキャリアを重ね、大学進学のタイミングで上京することになった。

立教大学に進学し、念願の東京暮らしをスタートさせるが、そこで再び衝撃を受ける出来事があった。

「青山通りを歩いていたら、たまたま同級生の子がブランドショップに入って、1人で堂々と買い物している姿を見かけたんです。みんな、ハイブランドを当たり前のように知っているし、買うか買わないかのジャッジも自分でしていることに驚きました」  

東京の女の子に近づきたい一心で…

まずハイブランドの“読み方”から勉強

モデルとして活動しているのに、「ブランド名を知らない」とは友達に言えない。

そんなふうに考えた彼女は、休日を使って東京中のブティックに通うようになった。

そして、軒を連ねる高級店に通いつめ、ハイブランドの勉強に励んだそうだ。

「恥ずかしながら『プラダ』や『エルメス』、『コム・デ・ギャルソン』の読み方すら知らなかったんです。でも、東京の子たちに近づきたい一心で。アイテムを手にとって勉強したり、どんな洋服が流行っているのか調べたりしました」

そんな時、ひとつの転機が訪れる。

それは、ある企業の広告モデルをした時のこと。

完成した写真に、“自信の無さ”が表れているのを見て愕然としたそう。

「その時に思ったんです。今の私は、モデルの仕事も大学も両方、中途半端だなって」

“劣等感を克服したい”と強く思った彼女は、思い切った行動に出る。

なんと1年間ほど大学を休学し、モデル活動も休止したのだ。

“何者でもない自分”に戻り、リセットしたいという気持ちがあったからだという。

「休業中はアパレルショップでバイトしてました。そしたら、改めて服が好きだと気がついて。モデルを始めたきっかけは、いじめた人を見返したいという気持ちでしたけど、私はちゃんとモデルという仕事を愛しているんだなってわかりました」

悩み苦しむ中で、“自分の本当の気持ち”に気がついた彼女は強くなっていく。

その後、モデル業に復帰し、26歳になった現在は、ファッションショーや広告モデル、女性誌など数多くのフィールドで活躍中だ。

好きな仕事で輝く彼女だが、恋愛に関してはどのような考えを持っているのだろうか?

男性の前で、本当の自分を曝け出せない

自分より小柄な男性がイイ!

まずは、好きな男性のタイプについて聞いてみた。

「素敵だなと思うのは、だいたい自分より小柄な男性が多いです。なぜか安心感があるんですよね…」

譲れないポイントもあるようで…

「自信満々な人が良いです。私が悩むことに対して、共感しないし慰めないし、一緒に苦しもうとしない人が楽ですね。『なんでそんなことに悩んでるの?』って突き放されるほうが案外、自分にとって救いになりますし(笑)」

男性の前では、「素の表情」をみせることが出来ないのが悩みだという。

「高校生の頃に付き合った彼は、普通の高校生で。『亜美はモデルとして活躍して凄い』っていうスタンスの人だったんです。それは嬉しいんですけど、本音を言えなくて。彼が私を好きなのは、モデルだからかな?とか思ってしまって」

誰にも本音を打ち明けることが出来ず、当時は偽りの自分を演じてしまったという彼女。

こうした後悔をすることは、今でもあるそうだ。

「外面が良いんです、私。男性から食事に誘ってもらっても、1回目は自分を偽って、相手に好印象を残すことができるんですけど。2回目以降は、『どんな自分を演じてたっけ』とわからなくなっちゃって、後悔します(笑)。30代を迎える前に『素の自分』を見せられるようになりたいです」

内面と向き合い、悩みながらも確実に前進する彼女。人間味が溢れる彼女の今後に期待したい。

▶Next:3月27日 金曜更新予定
小悪魔スマイルな彼女が登場

<今週の美女>
嶋井亜美さん
Instagram

<カメラマン>
佐野 円香