オリオールズ・マンシーニ 大腸がん手術からの復活を目指す

オリオールズの中心打者の1人であるトレイ・マンシーニが日本時間3月13日に大腸から悪性腫瘍を摘出する手術を受けていたことが明らかになった。オリオールズによると、先週マンシーニが大腸の内視鏡検査を受けた際に悪性腫瘍が発見されていたという。復帰時期については来週中に明らかになる見込みだ。

オリオールズは声明文のなかで「マンシーニが大腸から悪性腫瘍を摘出する手術を受け、その手術が無事に終了した」ことを報告。マンシーニがチームを離脱した理由について、オリオールズは具体的に言及することを避けていたが、声明文によると「トレイと彼の家族はプライバシーを尊重してくれたことについて感謝している」とのことだ。

マンシーニは「いただいたたくさんの愛とサポートのおかげで、とても困難な時期を乗り越えることができた」とコメント。「私には想像し得るなかでベストの家族や友人、ファンやチームメイトがいる。私をサポートしてくれたオリオールズのフロントオフィスやトレーナー、医療スタッフにも本当に感謝している。たくさんの優しい言葉を投げかけてくれた全ての人々に感謝しているし、野球という大好きなスポーツに復帰するのがさらに楽しみになった」と自身を支えてくれた多くの人々へ感謝を述べた。

現在27歳のマンシーニは、2016年9月にメジャーデビューを果たし、5試合で3本塁打を放つ活躍を見せた。翌2017年からはメジャーに定着し、2年連続で24本塁打を記録。そして、メジャー4年目の昨季は飛躍のシーズンとなり、打率.291、35本塁打、97打点、OPS.899という自己ベストのシーズンを過ごした。今季が年俸調停期間1年目のシーズンとなり、今季の年俸は475万ドル。オリオールズは2022年シーズンまでマンシーニを保有することができる。

マンシーニは日本時間3月3日のレイズとのオープン戦を最後にチームを離脱。今年のオープン戦は5試合に出場して14打数4安打、打率.286、2打点、OPS.571という成績だった。

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