清野菜名&横浜流星「シロクロ」クランクアップ&アフターストーリーの配信も決定

清野菜名と横浜流星がダブル主演する日本テレビ系連続ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」(日曜午後10:30=読売テレビ制作)が、3月15日の最終回を前にクランクアップを迎え、清野演じる“ミスパンダ”と横浜演じる“飼育員さん”、2人のアジトである廃屋で最後の撮影が行われた。

同ドラマは、驚異的な身体能力を持つミスパンダと、それを操る飼育員さんが、世の中のグレーゾーンにシロクロつけるというオリジナル作品。清野は囲碁棋士・川田レンと、世の中のグレーゾーンにシロクロつける謎の存在“ミスパンダ”を、横浜は大学で精神医学を学びながらメンタリストとして活動する一方、レンを操ってミスパンダに仕立て上げる“飼育員さん”でもある森島直輝を演じた。

3月8日放送・第9話では、「コアラ男」と名乗る犯人が法務大臣・佐島源造(佐藤二朗)の娘・あずさ(白石聖)を誘拐した事件と、当時捜査にあたっていた直輝の父・森島哲也(田中圭)の殺害を実行した犯人と黒幕が判明。直輝は悲願の復讐を成し遂げるべく、黒幕の息の根を止めようとするも、誤って川田リコ(清野)を刺してしまう…という“衝撃の展開”を迎え、最終回ではどんなエンディングを迎えるのか、視聴者の期待が高まっている。

清野は「皆さん、お疲れさまでした! 原作のないものだったので、一つずつ、みんなで試行錯誤しながら作り上げた作品というのは、私の財産になりました。この独特な世界観をどう表現していくか、最初の撮影の頃は苦労しました。皆さんと一致団結して撮影していって、回を重ねるごとに、いい作品ができているなという実感がでてきました! そして、視聴者の方もちゃんとついてきてくださっているのを、毎週、毎週実感することができました。最後まで、よろしくお願いいたします!」と充実した撮影を振り返った。

横浜は「皆さん、本当にお疲れさまでした! 皆さんと共に、一から挑戦的なオリジナル作品を作れたことに意味があると思いますし、僕の財産にもなりました。3カ月間、直輝でいることが、思ったよりしんどい時もありましたが、それを超えるすてきな体験をさせていただけて、幸せでした。本当にありがとうございました」と感謝の意を伝えた。

そして、最終回放送後から動画配信サービス・Huluで、清野と横浜も引き続き出演するオリジナルストーリー「シロでもクロでもない世界で、それでもパンダは笑わない。」(前編=3月15日の地上波最終回放送後、後編=3月21日深夜0:00)の配信が決定。

今回オリジナルストーリーで描かれるのは衝撃の最終回から5年後。自らと向き合う直輝の“再生物語”だ。大学病院で医師として働いている直輝は、これまで出会ってきた人々と再会し、それぞれの思いを振り返ることに。そんな中、自らの気持ちとも正面から向き合った彼は、そこにシロクロつける“ある大きな決断”を下す。最終回でおのおのの人生に一つの区切りをつけた直輝とレンの、その後が気になって仕方がない…という視聴者の心にもシロクロつけるアナザーストーリーとなっている。

福田浩之プロデューサーは「『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』は、最終話で川田レンとリコ、そして森島直輝の2人がそれぞれ、自分自身にシロクロつけるべく、ある大きな決断を下します。その決断によって、ドラマは終わりを迎えます。そしてHuluオリジナルストーリーの舞台は、そんな最終話から5年後の世界…世の中にはいまだにグレーのものが蔓延っています。一体、レンとリコと直輝はどんな日常を過ごし、どんなことを思い生きているのか? あくまでアフターストーリーですが、『シロクロ』のその後も気になる方は…ぜひ見届けてください」とメッセージを寄せている。

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