海自哨戒機また部品紛失 飛行中落下か

P1哨戒機

 海上自衛隊は12日、厚木基地(大和、綾瀬市)に所属するP1哨戒機の部品1点を紛失した、と発表した。飛行中に落下したとみられる。同機は2月にも部品を紛失している。

 海自第4航空群によると、紛失したのは、左主翼下面のパネルを止める、チタニウム合金製のビス(直径約7ミリ、長さ約14ミリ、重さ約1グラム)。

 12日午前9時35分に厚木基地を離陸。相模湾を回って、午後3時15分に基地に戻った。その後の点検で紛失に気付いた。

 同機は2月10日にも、左外側のエンジンの排気口付近にある、アルミ合金製のリベット部品(直径約2ミリ、長さ約10ミリ、重さ約1グラム)を紛失した。

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