「鈍色の箱の中で」神尾楓珠、2019年の “精いっぱい”から飛躍の2020年へ。“ふじゅりく”萩原利久との裏話も

「鈍色の箱の中で」神尾楓珠、2019年の “精いっぱい”から飛躍の2020年へ。“ふじゅりく”萩原利久との裏話も

篠原知宏さんの漫画を原作に、久保田紗友さん主演で初の実写化を果たしたドラマ「鈍色の箱の中で」(テレビ朝日ほか)が、3月14日の放送で最終回を迎えます! 同じマンションに住む幼なじみの高校生たちと1人の女性が織り成す、切なく危険な偏愛ラブストーリーもついにクライマックスです。

姿が見えなくなっていた真田利津(神尾楓珠)を屋上で見つけた桜井美羽(久保田)は、思い詰めて自暴自棄になった彼にキス。駆けつけてきた辻内基秋(萩原利久)は、その瞬間を目撃してしまい…。その頃、庄司悟(望月歩)は、高鳥あおい(岡本夏美)からある事実を追及されていました。一方、美羽と利津のキスを目撃してしまい、動揺が隠せない基秋は河野綾芽(筧美和子)に呼び止められ、「抱いてほしい」と懇願されます。

衝撃のラストに向けて物語が加速する中、インターネットTVガイドでは幼なじみの中では一歩引いた立ち位置で、意味深な行動を繰り広げる利津を演じた神尾さんにインタビューを敢行! 今作が神尾さんにもたらした気付きや、萩原さんとの裏話、2020年の目標など、盛りだくさんでお送りします!

──まずは、本作の出演にあたって強く意識したことを教えてください。

「幼なじみの5人の中で、利津だけちょっと立ち位置が違うというか。台本でもそこは強く出ていたんですけど、話し方だったり、挑発的な雰囲気を出したいところは加えていって…。周りとの対立している感じを意識しながら演じました」

──役作りの面ではどのようなアプローチで臨みましたか?

「ここまで挑発的な役を今まで演じたことがなくて。普段は周りとのバランスで、いろいろと受け取りながらの演技が多かったので、今回は思う存分、自分勝手にやろうと思いました」

──“自分勝手に”という言葉も出ましたが、現場では思い切れましたか?

「『ニビハコ』は撮影が昨年だったんですけど、去年演じた役の中では1、2を争うぐらい楽しく撮影できました」

──役どころやストーリーの面白さはもちろん、共演した皆さまの存在も大きかったのでしょうか?

「そうですね。知り合いが多かったので、みんなとの掛け合いがどうなるか撮影前から楽しみでした。実際、撮影の待ち時間も和気あいあいと過ごせて。利久とか岡本さんとはよくご飯に行く仲なので、プライベートみたいな感覚でした。リラックスした感覚で撮影に臨めて、仕事じゃないみたいでしたね」

──そんな萩原さんとの共演に関しては、SNSで“ふじゅりく”のハッシュタグが話題ですね!

© 株式会社東京ニュース通信社