さくら 東京で全国トップの開花 記録的な早さに 見頃は来週後半

東京靖国神社のソメイヨシノ標本木(14日午後12時半ごろ:ウェザーマップ提供)

 きょう14日(土)午後2時ごろ、気象庁は東京でさくら(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。平年より12日早く、昨年より7日早い開花で、東京が全国トップとなったのは3年ぶり。また、東京は統計がある1953年以降最も早く、これまでの最早記録(2013年の3月16日)より2日早い開花となった。
  
 今年は1月下旬以降の高温の影響が非常に大きかかったため、平年より大幅に早い開花となったとみられる。なお、東京都心では、来週後半に見頃を迎える予想だ。一方、九州や四国など暖冬の影響が大きかった地域は、東京ほど記録的な早い開花にはならない見通し。

<さくら開花・満開の定義>

 開花日とは、標本木(観察する対象の木)で5~6輪以上の花が開いた状態となった最初の日。
 満開日とは、標本木で80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日のことをいう。

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