脳性まひの人たちの7人制サッカー(通称・CPサッカー)の普及に努める日本CPサッカー協会は14日、川崎市川崎区のアディダスフットサルパーク川崎で公式キャラクターの発表会を開いた。デザインを手掛けたサッカー女子元日本代表の丸山桂里奈さんがキャラクターのプリントされたTシャツを披露した。
キャラクターは楽しくボールを蹴る男女の選手がモチーフ。口元は男子が「C」、女子が「P」となっており、CPサッカーをアピールしている。
丸山さんは「CPサッカーをプレーしてみて、現役引退後、久々にボールを取られた悔しさやチームプレーの楽しさを味わった。その楽しさをイメージした」と制作意図を話した。
CPサッカーは11人制よりフィールドは小さく、オフサイドがないことや片手で下から投げるスローインが認められていること以外は11人制とほぼ同じだ。
協会に登録している選手は約100人。全国7チームが登録し、県内では横浜市の「横浜BAY FC」、川崎市の「エスペランサ」がある。国際大会も開かれており、日本の世界ランキングは18位(男子)。女子は今年、初の国際大会出場を目指している。