近大高専の伊藤が五輪強化指定選手に 男子三段跳び

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【伊藤陸】

 近大高専陸上競技部4年の伊藤陸(19)が日本オリンピック委員会オリンピック強化指定選手に認定された。男子三段跳びで昨年度20歳以下の日本記録を次々と塗り替えた。今シーズンは東京オリンピックも視野にさらなる記録の更新を誓う。

 1月の早生まれ。18歳で初出場した昨年9月の日本学生対校選手権(日本インカレ)でU20(20歳以下)日本記録を42年ぶりに更新する16メートル34で初優勝。19歳で臨んだ今年2月の日本選手権室内もU20室内日本新記録の16メートル23で制した。

 菰野中卒業後、近大高専に進学し、奈良・添上高校時代に男子三段跳びでアジアジュニア4位などの実績を持つ松尾大介准教授の指導を受ける。身長185センチの均整のとれた体格に「のみこみの早さ」で、高専入学後に始めた種目で頭角を現し、2018年に伊勢市で開催の全国高校総体で三段跳びで5位入賞して「殻を破った」(松尾准教授)。

 「練習の環境が合っている」と松尾准教授と二人三脚の練習を続けこの春で高専5年目。「いろいろと大会はあるが(6月の)日本選手権と(7月の)世界ジュニアの優勝を狙っていきたい。それを目指す途中で東京2020につながっていければ」と、東京オリンピックも見据える。