バブル期らしい豪華な装備内容に注目
MS120系やGS120系の型式を持つ7代目 トヨタ クラウンは、4ドアセダン、4ドアハードトップ5ドアワゴンをラインナップし、多数のエンジンバリエーションを展開。
1985年には、日本初スーパーチャージャー搭載の「2000 ロイヤルサルーン・スーパーチャージャー」が登場したことで話題となり、クラウン スポーティーグレードの象徴である「アスリート」が誕生したのも7代目 クラウンのトピックだ。
高級車としてのクラウンらしい先進的なこだわりが強く、四輪独立懸架サスペンションやABSの前身にあたる四輪ESCの装備、パワーシート、メモリー付チルト&テレスコピックステアリングまでも装備されている。
ハイソカーブームに乗り、4ドアハードトップが一躍人気を博し、「いつかはクラウン」のキャッチコピー通りクラウンへの憧れを確固たるものにした。
トヨタ クラウン(7代目)主要スペック
■全長×全幅×全高:4690×1690×1410mm
■新車価格:272.2万円(2000HTスーパーサルーンEX)
■サスペンション:F ダブルウイッシュボーン/R セミトレーリングアーム
■エンジン
・直列6気筒SOHC1988ccターボエンジン(145ps/21.5kgm)
・直列6気筒DOHC3000ccエンジン
・直列6気筒DOHC2000ccスーパーチャージャーエンジン
■その他注目ポイント
・四輪ESC(ABSの前身)
・前席マルチアジャスタブル・パワーシート(電動8WAY)
・リアラウンジ・パワーシート(左右6:4独立スライド)
・メモリー付チルト&テレスコピックステアリング
[筆者:MOTA 編集部]