恒久平和願い「被爆2世」苗木植樹 石岡市新庁舎

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平和の樹を植樹する平和大使の中学生ら=石岡市役所

石岡市石岡の市役所新庁舎の整備事業が完了したことに伴い、恒久平和を願って敷地内に「平和の樹」が植樹された。

平和の樹は、被爆地の広島、長崎両市で焼け焦げた幹から再び芽吹き、その種から育った「被爆樹木2世」のアオギリとクスノキの2本の苗木。世界163カ国・地域の7869都市が加盟する「平和首長会議」(会長・松井一實広島市長)から贈られた。

植樹式には、今泉文彦市長、池田正文市議会議長、市遺族会の吉沢登志江会長、平和大使の市内5中学校の生徒、植樹の補助役として参加した県立石岡一高造園科の生徒ら約50人が出席した。

主催者を代表して今泉市長が「大きく成長する木を多くの人の手で大切に育ててほしい。戦争や核兵器の恐ろしさを忘れず、平和な世界を守っていく決意をいつまでも伝えてほしい」とあいさつ。

次いで本年度平和大使の中学生10人が「広島や長崎であった惨劇を二度と起こさないこと、いつか戦争が無くなり、世界中に笑顔があふれることを願い続け、自分たちの身近なところから平和を作っていく」と声を合わせて平和宣言を行った。植樹された2本の平和の樹のそばには、それぞれ説明看板が立てられた。(高畠和弘)