「まじめにサッカーに取り組む」 Jリーグ湘南、練習再開

4日ぶりの練習に笑顔で臨む湘南の選手たち=馬入ふれあい公園サッカー場

 新型コロナウイルスの感染拡大により、異例の4日間のオフを挟んだ湘南が16日から平塚市の馬入ふれあい公園で練習を再開した。浮嶋敏監督は「感染のリスクも今がピークと思ったので、このタイミングで(オフを)設けた。選手たちもリフレッシュできたと思う」と説明した。

 オフ明けのこの日はボール回しやミニゲームなど約1時間半、軽めのメニューを消化した。MF山田は「18日のリーグ再開を目指して、気持ちを切らさないようにやってきたが、また延期になってしまった。監督もさすがに『1回休みを』と考えたと思う。みんなリラックスして過ごせたので、きょうもいい練習ができた」と振り返った。

 クラブ側は選手に休日でも必ず検温するように徹底している。Jリーグが目標に掲げる4月3日の公式戦再開へ向け、山田は「まだ不透明なので、モチベーションを保つのは難しい。今はチームが良くなるため、日々まじめにサッカーに取り組むことが大事」と語った。

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