市の施設で働く職員を紹介「想いを届ける」Vol.15

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市立病院 患者支援センター
精神保健福祉士・社会福祉士
藤賀 美枝子

今回は、市立病院で働く藤賀さんに仕事に懸ける想いを聞きました。

■患者さんやその家族を、支援するために
昨年12月に新しくなった当院には、患者支援センターが新設されました。当センターは、入退院の支援や地域の医療機関との連携など、当院を利用される方を包括的に支援する組織です。患者さんやご家族の疑問・不安に対して、看護師や医療ソーシャルワーカー、事務員など、多職種のスタッフで対応しています。
私は、医療相談担当として、入院がきっかけで元の生活に戻ることが難しくなった患者さんが安心して退院するための支援や、身寄りのない方や経済的にお困りの方などが利用できる制度の案内等をしています。

■入院することは非日常じっくりと話を聴く
入院時は特に、医師や看護師からの説明が難しい話になりがちです。初めての入院などでは、戸惑いや不安から状況を受け止めきれない方も多くいます。そのため、私が患者さんやご家族とお話しするときは、今の病状や必要なケアを正しく理解されているかを確認し、まずは入院に至るまでの経緯から話していただくこともあります。本人やご家族にとっては非日常。じっくりと話を聴いて、少しずつ不安を取り除きます。
入院は、患者さんだけではなく、ご家族にも負担が掛かります。どうしたら良いか分からないと悩んでいたご家族との面談の後、「今日のお話で先が見えました」と言っていただけたときが一番嬉しいですね。

■まずは目の前の人に相談を
入院して少し経ってから面談したとき、「これまで誰にも話せず不安でした」と打ち明ける方が結構いるんです。病院はチームで動いていますから、どのスタッフでも構いませんので、何か困ったときには、目の前の職員にご相談ください。
また、公立の病院ということもあり、地域のさまざまな機関ともより密接に連携しています。病院以外でも、一人で抱え込まず、身近な人に相談してみてくださいね。

【さいたま市立病院】
さいたま市唯一の市立病院であり、地域の基幹病院として地域医療を支えています。令和元年12月に新病院に生まれ変わり、新たな設備で、安心で安全な医療を提供します。