経済団体が支援を要請 壱岐市緊急対策会議

 新型コロナウイルスの感染者が確認されたことを受け、壱岐市は15日、緊急経済対策会議を開いた。市によると、白川博一市長や県議、経済団体の代表者ら40人が出席。経済団体代表者は経済の縮小などを訴え、市に支援を求めた。3月末にも開く予定。
 郷ノ浦町の三益寿司は会員制交流サイト(SNS)で15日、感染者が12日昼に来店したと保健所から14日に伝えられたと明らかにした。保健所が店内の消毒をしたが、店は自主的に臨時休業している。店主の西忠勝さん(67)は「何かあってからではいけないし、壱岐は小さい島なのでうわさもたつ。うちが公表することでほかの店をお客さんが安心して利用できるのならこれが一番と考えた」と話す。営業再開については検討中という。

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