松本人志が怒りの発言!「志らくさんのニュース扱ったほうがええんちゃう?」 脱ジャニーズの中居正広が苦笑いした“大手芸能事務所の圧力”

画像は『毎日新聞落語会 立川志らく1「文七元結」「時そば」』より

元・SMAPの中居正広が退所会見後、様々なワイドショーやバラエティ番組に出演してそのエピソードを語っています。

自らの会社「のんびりな会」を設立して独立を発表した直後とあって、今までテレビ局がジャニーズ事務所に“忖度”していた“恩恵”を得られなくなるわけですから、今後のためにも精力的にリップサービスしているのかもしれません。

そんな中、中居は準レギュラーともいえる『ワイドナショー』に出演。番組の看板、ダウンタウン・松本人志の不意を突いたコメントに思わず本音の「苦笑い」が出てしまったようです。

番組の冒頭から、中居正広の退所会見と独立に関する話が始まり、松本や同じく出演者のヒロミから「うちの事務所に来ればいい」と冗談交じりに救いの手を差し伸べられ、挙句に果てにはヒロミから「1人は本当に大変。堺先生にだけは気をつけて」といったブラックジョークで、番組は盛り上がっていきます。

日頃から、「忖度無し」の雰囲気を演出している『ワイドナショー』の面目躍如だと喝采を浴びる一方、「あ~やっぱり」と視聴者を落胆させた出来事がありました。

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その日の『ワイドナショー』はコロナ騒動や、小倉優子夫妻の別居報道を取り上げ後、「巷で見かけた、松本人志に似ている絵」を紹介し始めます。

そのなかで、「『オニのサラリーマン』という絵本の絵が松本さんに似ていると思うのですが皆さんはどう思いますか?」(東京都 44歳 女性)と問われ、松本人志似?の絵が映し出されると、CMのスポンサー紹介のテロップが流れるタイミングで、こう答えます。

「そうでもないんじゃない…こんなん扱うくらいなら、志らくさんのニュース扱ったほうがええんちゃうん?」

松本は笑顔を作りながらも不満げに、吐き捨てるようにコメントしました。

その瞬間、出演者はみな沈黙し、進行役の東野幸治が流れを止めて話題を一気に変えました。

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本来ならば、『週刊文春』のスクープからネットニュースで火が付いた「立川志らくの妻と弟子の不倫」報道は、「普段は報道される立場の芸能人が物申す」スタンスの番組にとっても「ど真ん中のネタ」であるし、松本にとってもイジりがいのある「美味しいネタ」のようにも見えます。

しかし、この報道については、立川志らくが、自身のMC番組『グッとラック!』の冒頭挨拶で「離婚は1億パーセントない」との旨を独演したのみで、その後の『グッとラック!』を含めたすべてのテレビ番組で取り上げられることはありませんでした。

それもそのはず、立川志らくが所属する大手事務所の「ワタナベエンターテイメント」から各テレビ局へ、「取り上げないでくれ」とのお達しが出ていたからです。

そうは言っても、視聴者からの期待もひしひしと感じていたのでしょう。松本人志はそんな「芸能界のお約束」を揶揄するコメントを発しました。

「志らくさんのニュース扱ったほうがええんちゃう?」

おそらく、松本と番組制作のスタッフは「打ち合わせ済み」だったのかもしれません。松本のコメントで、「お約束」しか知らないであろう出演者が沈黙するなか、スタッフは爆笑していたのです。

つまりは番組前の打ち合わせで、番組制作にも関わる松本とスタッフ間で、この「志らくネタ」の取り扱いについてのやり取りがあったことは想像に難くありません。

結果、全く関係のないコーナーで、それもCMのテロップが流れる“ドサクサ”に紛れて実行したわけです。

ただ、出演者が沈黙するなか、「苦笑い」を浮かべていた人物がいました。

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