濃厚接触2人は陰性　壱岐・感染確認

　新型コロナウイルスに感染した壱岐市の30代男性の濃厚接触者2人について、長崎県は15日、感染の有無を調べるPCR検査の結果、いずれも陰性だったと明らかにした。2人は福岡県の50代男性と壱岐市の30代女性。壱岐市が用意した市内のコテージに滞在しており、14日間の経過観察の後、再びPCR検査を受ける。症状はないという。
　また12日の博多発壱岐経由対馬行きの高速船で、感染した男性の席の周囲2メートルの乗客4人についても長崎県は濃厚接触者と判断。うち2人は日帰り出張の50代と40代の男性県職員で、13日には本庁で勤務したが、14日間の経過観察が終わるまで在宅勤務する。他の2人は福岡県の40代男性と埼玉県の30代男性で、不要不急の外出などを控えるよう要請している。