宮腰六段優勝、鈴木六段準優勝 福島県本因坊戦

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左から優勝した宮腰六段、準優勝の鈴木六段、3位の敦賀七段

 囲碁の第六十八回県本因坊戦は十五日、福島市穴原温泉の吉川屋で準決勝、決勝が行われ、宮腰典明六段(31)=招待・福島=が五年ぶり二回目の優勝を果たした。

 準優勝は鈴木広幸六段(70)=郡山=、三位は敦賀健七段(76)=招待・南相馬=、四位は深谷節男六段(87)=会津若松=だった。上位三人は六月に岩手県で開催予定の東北六県囲碁大会に県代表として出場する。

 決勝は中央での競り合いを機に局面が二転三転する混戦となり、黒番の宮腰六段が接戦を制した。宮腰六段は「中央の戦いでサバけて大場に先着できたが、難しい対局だった」と決勝を振り返った。

 福島民報社と県囲碁連盟の主催。一九五三(昭和二十八)年の創設で、県内で最も歴史があるアマチュア棋戦。昨年の上位四人と県内六地区の予選を勝ち抜いた十二人の合わせて十六人が出場した。

 閉会式で、県囲碁連盟の阿部光裕会長が入賞者に盾などを手渡し講評した。二日間の大会期間中、新型コロナウイルスの感染防止のため、アルコール消毒液やマスクを用意し、会場は常時、換気するなど予防策を講じた。

 最終日の成績は次の通り。(上が勝者、△は先番)

 ▽準決勝

鈴木広幸六段 中押し△深谷節男六段

宮腰典明六段 中押し△敦賀健七段

 ▽3位決定戦

敦賀七段 不戦勝 深谷六段

 ▽決勝

宮腰六段△4目半 鈴木六段