春なのに花が売れない… コロナで様々な式典中止が原因 農水省が販促動画をアップするも機嫌の悪い小倉智昭が「買うかねえ…」

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新型コロナウイルスの感染拡大により、様々なイベントが中止され経済にも大きな影響が出ている中、農林水産省が生花の消費拡大を図るための動画を公式チャンネルで公開しています。ユーモアのある内容で注目が集まっていると、16日放送のフジテレビ『とくダネ!』で紹介するも、MCの小倉氏は『これを見た人が花を買うっていう行動にでるかどうかね』と冷たくコメント。周囲を困惑させていました。

例年3月は卒業・入学シーズンで需要が高まるはずの生花ですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で様々なイベントや式典が中止となり、花の売れ行きも落ち込んでいるとのこと。そんな状況に農林水産省が「花いっぱいプロジェクト」として、公式チャンネルに花の購入を呼びかける動画を公開。

内容は農水省の職員が花の魅力を淡々と説明していくものですが、真面目な口調の職員とは裏腹に、説明が進むにつれ画面内には花がどんどんと増えていきます。最終的に画面いっぱいに配置された花とともに、職員は『身近な人に、日頃伝えられない想いと一緒に、花を贈ってみてはいかがですか』と呼びかけていました。

この動画がネット上で「じわじわくる」と話題となり、16日放送のフジテレビ『とくダネ!』でもすでに再生回数が35万回を超えていると紹介。しかし、これについて感想を求められたMCの小倉智昭氏は『再生数は多いかも知れないけど、これを見た人が花を買うっていう行動にでるかどうかね』と冷たく言い放ちます。すかさず山崎夕貴アナウンサーが『私は思いましたよ!』とフォローしていましたが、視聴者は小倉氏の言葉を聞き逃さなかったようです。

ネット上では、小倉氏のコメントに対し、「私はお花の購買意欲増えましたよ。小倉さん…コメント冷たいなあ」といった声をはじめ、

「小倉さん 機嫌悪いね。毎日、仏頂面。僕も今日はお花買って帰ろうかなぁくらい言えなのかね」

「こういうユーモアの分からない冷めた事言うつまらない年寄りがいるからつまらなくなるんだよな」

「これ見て買いにいこうと思ったよ? 出先で動画のことを思い出したし、いい取り組みでは? 小倉さん、こういうアプローチを面白いと思う視点を昔は持ってたと思うんだけどな。意外」

「小倉さんの冷たいコメント…こんな時だからこそ頑張ってる人を見下してるようでスゴい嫌悪感。すごく心の狭い人に思った。花を愛でる余裕も無いのね…」

「色々と考えてやってるんに、“コレ見て花買おうと思うか?”てケチつけるんは…どうかと思うよ? なんですぐケチつけるん? なんで?」

「おぐさん、調子悪いのか? 真面目なお仕事の人達も少しでも世の中明るくしようって想いなのに…山崎アナ顔ひきつってるし。朝からなんか悲しくなる」

などといった声が寄せられていました。

少なくともただ淡々と語るだけの動画では、ここまで話題になることはなかったことでしょう。また「動画を見て花を買おうと思った」といった声も多く見られ、小倉氏のコメントとは正反対に、動画の影響で購買意欲が高まった人も少なくないようです。(文◎絹田たぬき)

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