国交省の「かわまちづくり支援制度」 対象に人吉市と熊本市

 国土交通省は13日、河川整備とまちづくりを一体で進める「かわまちづくり支援制度」の対象事業に、熊本市や人吉市など全国18自治体の計画を新たに登録した。計画に沿って国直轄で護岸などの整備を進める。

 熊本市の計画は、白川の堤防や護岸に異常がないかを確認する管理用通路を整備。遊歩道として市民も使えるようにする。人吉市では観光客が球磨川を散策しやすくするため、川岸に通路や階段を設置する。

 同制度は2009年度にスタート。登録数は計229件(県内11件)になった。(嶋田昇平)

熊本日日新聞 2020年3月14日掲載

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