市川海老蔵主演「桶狭間 OKEHAZAMA」に三上博史&黒木瞳が出演

市川海老蔵が織田信長を演じる、フジテレビ系で今夏放送予定の特別企画ドラマ「桶狭間 OKEHAZAMA~織田信長~」(仮題、日時未定)に三上博史、黒木瞳が出演することが分かった。

本作は、海老蔵の十三代目市川團十郎襲名を記念したドラマ。今川義元の大軍を数的に劣る織田軍が打ち破り、日本史上最大の逆転劇と謳われ、織田信長を一躍戦国時代の主役に押し上げた伝説の一戦・桶狭間の戦いを題材に描く。信長にとって最大の脅威となる駿河の大名・今川義元を三上、信長の実の母親・土田御前を黒木が演じる。

三上は「これまで、実在の人物を演じる機会は何度かありましたが、その都度、神経をすり減らしてきました。1人の世を生きた人物として、そしてその時代背景を皆さまに体感していただくには、どうしたらよいのか? それぞれの魂から叱責されないように、ありったけの想像力と直感と大胆な表現を駆使して、今川義元に臨みます」と気合十分。初共演となる海老蔵については、「撮影のその時、そこに、僕らではなく、織田信長と今川義元がふわりと立ち現れればよいなぁと、心から願っています」と期待を寄せてる。

黒木は「昨年10月、市川海老蔵さんと、舞台『オイディプス』で、妻でありでも本当は母だったという役を演じておりましたので、今回のお話がきた時は何となくしっくりきました」と再共演を喜ぶ。また、「海老蔵さんが信長と伺った時に、“視聴者の方はこれを待っていたのでは?”と思いました。“敦盛”のシーンも、華麗に舞うところに海老蔵さんならではの人間の業のようなものが入っていくのではと思いますので、楽しみにしています」と話している。

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