欧州各国への渡航中止勧告や自粛勧告追加 4ヶ国に新規発出

外務省は、ヨーロッパ各国に対して感染症危険情報を新規発出、もしくは引き上げた。

スイスのバーゼル=シュタット準州とスペインのナバラ州を「レベル3(渡航中止勧告)」、イギリスとアイルランド全土を「レベル2(渡航自粛勧告)」に引き上げた。さらに、キプロス、クロアチア、ブルガリア、ルーマニアに「レベル2」を新たに発出した。すでに発出されている、ヨーロッパの他の地域への感染症危険情報は継続する。

スイスやスペインでは、全土で新型コロナウイルスの感染が拡大しており、非常事態や警戒事態を宣言している。レベルを引き上げた地域では、感染者数が急速に増大し、1万人あたりの感染者数が極めて高い状態が続いている。

欧州委員会が第三国からのEU加盟国やシェンゲン協定加盟国への不可欠ではない入域を30日間禁止したことから、EUに加盟し、シェンゲン協定に加盟していない、アイルランド、キプロス、クロアチア、ブルガリア、ルーマニアの5ヶ国とイギリス全土を「レベル2」とした。

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