赤江珠緒のコロナ騒動への発言があまりにも無神経だと怒りを爆発させる人々 報道じゃない人間は黙ってろ…と言わんばかりの言説

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フリーアナウンサーの赤江珠緒さんがパーソナリティを務める『赤江珠緒たまむすび』(3月16日放送・TBS系)に出演。新型コロナウイルスやそれにともなう世の中の雰囲気などについて言及していたのですが、その発言がネットで波紋を呼んでいます。

赤江さん放送日の前の日に、2歳になる娘や家族と一緒に千葉県船橋市にあるアンデルセン公園を訪れたことをリスナーに報告。

新型コロナウイルスで不要不急の外出の自粛ムードがある中、子どもが中々外で遊ぶのが難しいというのは分かっていながらも「公園ならば!」と思って行ったそう。結果、さんざん遊んだあと、遊び疲れて車の中で寝入ってしまった娘の姿を見て、やはり天気の良い日は外で遊ばせてあげたいと思ったそう。

続けて、赤江さんは「コロナの病気に関しては、正直、確固たることが分からないということで、世界中がパニックになっているし。それに対して、いろんな人がいろんな感情も沸いてくるし、いろんな意見を言う、まあ、1億総コメンテーター状態みたいになっているんで…。それで世の中、どんどんギスギスしていってるところを見ると、専門家以外はもう、ああだこうだ言わない方が良いんじゃないかな、みたいな…事態にも思ったりしたんですけども」と発言。

その後、「誰かを責めるとか、そんなんじゃなくて」と前置きしながら「船橋アンデルセン公園に行った時も、本当に人いっぱいいるし、まあまあ人も集まっている。帰り道見てると、パチンコ屋さんなんかにもけっこう人がいて。けっこう高齢な方も集まってるしなあ、とか。わりと街中って普通通りに…情報さえ見なければ、生活って動いているところもあるんで。何でこんな大騒ぎになるんだろうな、なんて思いながら」と疑問に感じていることを述べていたのでした。

しかし、この「1億総コメンテーター状態」と「何でこんな大騒ぎになるんだろうな」という言葉に引っかかった人は多かったようで、ネットでは赤江さんの発言に対する反感の声が続出。

まず前者に関しては「民主主義だから一億総コメンテーター自体は悪いことじゃないでしょ」「一億総コメンテーター状態って、それぞれで言いたいことコメントして何が悪いの?」「プロにお任せして、コメンテーターでもない一般人は黙ってろということかな」「テレビに出なきゃ自分の意見も話せないのか…」という意見が。

そして後者には「いやー本当にこの人恵まれていて、一般庶民の困っていることとかに考えが及ばないんだろうな」「なんで大騒ぎになるんだろうな?って…連日このことばっかり報道してる側の人間が言うことか?」「何で世間はこんな大騒ぎしてるのだって? 持病ある人や、高齢者の家族持ちは戦々恐々ですよ」「皆がギスギスしてなかったら、もっと感染者拡がってるんだよ。大変な思いしてる人が沢山いるのに、この無神経過ぎる発言。腹が立つわ」といった意見が寄せられていました。

赤江さんの発言に悪気がないのはよく分かるものの、連日のコロナウイルス関連のニュースで苦しい思いをしている人たちに、かなりの違和感を感じさせてしまったようです。(文◎小池ロンポワン)

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