「天然炭酸の水」全国発信へ 金山町が「ふるさと名物応援宣言」

©株式会社福島民報社

金山町特産の「奥会津金山天然炭酸の水」

 金山町は十六日、中小企業地域資源活用促進法に基づく「ふるさと名物応援宣言」をした。経済産業省東北経済産業局が同日発表した。町特産の「奥会津金山天然炭酸の水」を町が旗振り役となって全国に発信し、地域振興につなげる。

 宣言をした自治体と中小事業者が共同で商品開発や販路拡大などに取り組む際、優先的に補助金を受けられる。金山町の宣言内容は「天然・軟水・微炭酸の希少な炭酸水」。県内の宣言は白河、喜多方、伊達、福島の各市に続き五例目で、町村では初めて。

 金山町には全国でも珍しい天然の炭酸水を味わえる「炭酸井戸」がある。地下から吹き出す炭酸ガスと湧き水が融合し、天然炭酸水が作られる。明治時代には多くの病気に効く「薬泉」として脚光を浴び、多くの人が足を運んだ。町内には天然炭酸の温泉もある。

 押部源二郎町長は「天然炭酸水をさらに多くの方々に味わっていただきたい」と話している。