災害時 通訳「不足」 長崎県は15人 4カ国語に対応

 長崎県国際課によると、大規模災害時に外国人に対応する通訳・翻訳ボランティアは県内に15人。対応できる言語は英語、中国語、韓国語、ネパール語。2018年度から「災害時多言語ボランティア」の養成に取り組んでいるが「現状では足りていない」と明かす。
 ベトナムからの技能実習生や留学生が増えていることから、昨年7月に設置した「外国人相談窓口」ではベトナム語にも対応。災害時に外国人を支援する拠点として、国が設置を推奨する「災害多言語支援センター」については、設置に向けて準備を進めているという。

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