【魅力のイタリアン】会津の食材を盛り込んだイタリアン|たったひとつを叶える旅<96>

今回のたったひとつは、会津の食材を活かしたイタリアン「ピッツェリア&トラットリア フェリーチェ」。ナポリの工房に出向き、船便でイタリアから輸送した薪窯で焼く、ナポリピッツアは、一口頬張ると笑みがこぼれることでしょう。いつか行ってみたいと思わせるレストランをご紹介します。

旅の目的は「たったひとつ」で良い

旅の目的は「たったひとつ」が潔いと思いませんか。

あれもこれもと盛りだくさんは、大人には野暮というもの。情報が氾濫している現代だからこそ、余計なものは削ぎ落として、自分の「たったひとつ」を選び取るのが粋。旅の荷物はシンプルに、期待だけを詰めて。

私たちがまだ訪れたことのない、未知の場所や絶景。

笑顔で迎えてくれる、あたたかい地元のひと。

生産地ならではの、新鮮で美味しいもの。

珠玉のように散らばる日本各地の魅力を発信する「ONESTORY(ワンストーリー)」。「ONE=1ヵ所」を求めて日本を旅するメディアから、私たちの「たったひとつ」が見つかりそうです。

魅力のイタリアン

上写真:ルッコラとトマトがふんだんに乗っているピッツア「ロベルタ」

イタリアンが食べたいな。

明るくて

親しみやすくて

分かりやすくて

美味しいから。

ピッツアも、パスタも、リゾットも大好き。

肉だけでなく、魚介類のメニューが豊富なのも、日本人には嬉しいもの。

ブルスケッタやカプレーゼなどアンティパストは好きなものばかりで迷うし、

ティラミスやパンナコッタのドルチェは別腹。

イタリアンって、どうしてこんなに魅力的なのかしら。

ナポリから取り寄せた薪窯で焼くピッツア

福島県会津若松市の七日町にある、会津の食材を活かしたイタリアン「ピッツェリア&トラットリア フェリーチェ」。

ナポリの工房に出向き、船便でイタリアから輸送した薪窯で焼く、ナポリピッツア。イタリア産の小麦粉で焼くピッツアは、外側は香ばしく、中はもっちり。マルゲリータは、水牛のモッツアレラもあります。

「会津料理」と呼べるほど、会津の食材を活かしたイタリアン

会津特産「身知らず柿」とゴルゴンゾーラチーズのピッツア。濃厚な桧枝岐(南会津郡の村)の蜂蜜をたっぷりかけて召し上がれ。会津の身知らず柿は、身のほど知らずに枝が折れるほど重たい実をつけることから、名がついたといわれています。イタリアンではあるけれど、「会津料理」と呼べるほど、会津の食材を活かしたイタリアンです。

会津に降る雪のように、パルミジャーノをふって

雪のようにパルミジャーノをふった「身知らず柿と生ハムのカプレーゼ仕立て」。焼酎で渋抜きをした柿は糖度があり、シャキシャキとした食感。白和えをヒントに、生ハムを使って仕上げにパルミジャーノをふりかけ、イタリアンへと着地。

西会津産の椎茸を丸ごと使ったパスタ

かぶりついた瞬間、口中に椎茸のエキスが迸(ほとばし)る「西会津産生しいたけとカラスミのスパゲッティ」。西会津産の椎茸を丸ごと使ったパスタは、たっぷり盛られたカラスミを絡めて。椎茸から溢れ出るエキスとカラスミの旨味が合わさり、ここでしか食べられないパスタがいただけます。

旨味の濃い会津地鶏の骨付きモモ肉のロースト

豪快に骨つきで頂く会津地鶏のもも肉のローストは旨味が濃く、締めたてを岩塩でマリネして5~6日寝かせたものをロースト。

イタリアンカラーをあしらったオープンキッチン

働く姿が絵になるよう設計されたオープンキッチン。料理の工程を見るのも、レストランを訪れる楽しみのひとつ。

今回のたったひとつは、会津の食材を活かしたイタリアン「ピッツェリア&トラットリア フェリーチェ」。私たちが旅へ向かわずにいられないのは、日常で求められない「たったひとつ」に出逢うためなのです。

注意:詳細につきましては、直接施設へお問い合わせください。

■もっと知りたくなったら

ONESTORY(ワンストーリー)

料理人としての稼働領域を押し広げ続ける[NEW GENERATION HOPPING・ピッツェリア&トラットリア フェリーチェ/福島県会津若松]

ピッツェリア&トラットリア フェリーチェ

住所:〒965-0042 福島県会津若松市大町1-2-55

電話:0242-36-7666

HP:http://www.pizzeria-felice.jp/

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