F1、サマーブレイクの前倒しを検討。8月を通してグランプリを開催する計画

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 F1が、例年夏に設けている休暇期間を春に前倒しにすることを検討していると伝えられている。世界的な新型コロナウイルス感染拡大により、2020年F1第1戦から4戦までが中止あるいは延期されることがすでに決まっている。

 開幕前に中国GPの延期が決定、F1オーストラリアGPは金曜フリープラクティスがスタートする約2時間前に中止が確定し、その日の夜にはバーレーンとベトナムの延期が発表された。

2020年F1第1戦オーストラリアGP水曜のアルバートパーク・サーキット

 これにより、少なくとも4月末まではシーズンがスタートしないことが明らかになっている。その状況のなか、通常8月に予定されるサマーブレイクを3月末から4月末の時期に移すというプランがあることが分かった。各チームはこの期間中の3週間を選んでファクトリーを閉鎖するという案で、それによってF1は8月には休みなくグランプリを開催することを目指すようだ。

 BBCのジェニー・ガウ記者によると、この計画には一部チームメンバーから反発が出ているという。現在、家族から離れて隔離されている関係者も多く、本来のサマーブレイクがなくなれば、今年は家族と過ごす時間がほとんどなくなってしまうことを心配しているのだ。

 F1側は、2020年に予定していたグランプリ数をできる限り減らしたくない意向であり、現在、スケジュールの再編成に頭を悩ませている。