東出昌大はどう答えたら正解だったのか? ネットでは模範解答を競い合う事態に… ゲス質問は批判される一方で「それが本質!」との声も

「寝ても覚めても」より

3月17日に行われ、世間の耳目を集めた東出昌大さんの謝罪会見。中でも一番話題となったのは「杏さんと唐田さんのどちらが好きですか?」という記者の質問に対し、東出さんがしばし沈黙したあとに「お相手のこともあるので、私の心の内を今ここでしゃべるのは妻を傷つけることになると思いますので…。申し訳ありませんがお答えできません」という回答でした。

このあまりにも直球な質問について、ネットでは「この質問はさすがに意地悪すぎる」「最低な質問」という批判もあるものの、一方で核心を突いた質問だという評価も。

ネットでは「めずらしく芸能レポーターがいい仕事してんじゃん」「東出の人間性、演技力、 両方を試される、最高の質問」「この質問がこの問題の全て。シンプルで一番秀逸な質問だった」という賞賛の声が上がっていました。

また、3月18日放送の『とくダネ!』では、小倉智昭キャスターもくだんの質問をした平野早苗リポーターに対して「早苗ちゃんのインタビューは芸能史上に残ります!」とべた褒めしています。

「東出さんの中でもこの質問は予想外だったため、思わず絶句してしまったんでしょうね。ネットでは、ウソでもいいから杏さんと即答すべきだったという声や、いまだに唐田さんに未練があるのではという声が上がっていますから、模範回答だったとは正直、言い難い。これ以上、余計なことを言って杏さんを傷つけたくないというのが本音なのは間違いないでしょうが、会見を観ていた人は皆、テレビの前で『言い方!』とツッコミを入れていたのでは」(芸能事務所勤務)

そんな中、ネットは「どっちが好き」の質問に対し、どのような回答がベストだったのか、というテーマで大盛り上がり。

特に支持が高かったのは「お相手の方を傷付けるかも知れないので…」や「自分にはどちらかを選ぶような資格はない。答える資格のない人間です」、「お相手の女性とは正式にお別れしました。今は、傷つけてしまった妻と子供たちのことしか考えられません」

や「もちろん妻です。でも今はこの言葉は信じてもらえないかもしれません。もう一度信じてもらえるように心から誠意を持ってこれから生活していきます」あたりでした。

本当に気の毒なのは妻である杏さんだということを前提として、個人的にはできるかぎり誠実に会見に臨んでいるのでは、と見ていて感じた東出さんの記者会見。

思わぬ質問に対してもサッとソツのない返しができず、絶句してツッコミどころ満載の回答をしてしまうあたり、非常に人間味に溢れているなとも思いましたが…。(文◎小池ロンポワン)

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