「MIU404」に渡邊圭祐、金井勇太、生瀬勝久が出演。“ラムちゃん”平野文はゲストで登場

綾野剛と星野源がダブル主演を務め、4月にスタートするTBS系連続ドラマ「MIU404(ミュウヨンマルヨン)」(金曜午後10:00、開始日未定)の追加キャストが発表され、渡邊圭祐、金井勇太、生瀬勝久の出演が決定。さらに、第1話で巻き起こる事件のキーパーソンとして、声優・平野文がゲスト出演することも分かった。

ドラマは、野木亜紀子氏のオリジナル脚本で、警察内部で“何でも屋”とやゆされながらも、犯人逮捕にすべてを懸ける初動捜査のプロフェッショナル・機動捜査隊(通称・機捜)が、24時間というタイムリミットの中で事件解決を目指す物語。警視庁の働き方改革の一環で作られたという、架空の臨時部隊「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」を舞台に、機動力と運動神経はピカイチだが、刑事の常識に欠ける“野生のバカ”伊吹藍(綾野)と、観察眼に優れた理性的な刑事・志摩一未(星野)がバディとして事件を解決していく。

今回発表された3人は、「4機捜」のメンバーを取り巻く重要なキャラクター。渡邊が演じるのは “特派員REC(レック)”。運営するWEB動画チャンネルで興味のあるネタに妄想を絡め面白おかしくニュース調に配信し、ゴシップ的な動画を配信していた際に、やがて4機捜の存在を知ることになり、深く関わっていくという役どころだ。また、金井が演じるのは、第1機捜隊員の糸巻貴志役。防犯カメラ映像の解析やSNSのリアルタイム監視などを職務とし、捜査をサポートするというキャラクターで、4機捜のメンバーと関係を結んでいく。そして生瀬は、機動捜査隊が設置されている刑事部のトップ・我孫子豆治役。第4機動捜査隊の設立を承認した重要人物だ。

渡邊は「RECは謎に満ちていて、この先どうなっていくのか、僕もまだ知りません。今の時代らしく、ライブ配信を生業にするRECが、物語にどのように絡み影響を及ぼしていくのか、自分自身とても楽しみにしています」と展開に期待し、「皆さまに毎週楽しんでいただけるよう、作品の一つのピースとして尽力していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします」と意気込みを語る。

金井は「刑事もののオリジナルエンターテインメント。全角でたった20文字の超難関に挑まんとする最強のチームが集いました。僕は綾野剛さんとは5年ぶり、星野源さんとは17年ぶり(!)の共演で、シーン尻のアドリブが止まりません。撮影はまだ始まったばかり。この先、糸巻くんがどんな形で機捜のみんなをサポート出来るか楽しみです。制作陣の“今の、この2020年にお客さまが見て満足するものを!”という意気込みに強く賛同し、エンターテインメントの底力、機動力をフルに生かしてお届けします」と意欲に満ちあふれ、生瀬は「脚本家の野木さん、監督の塚原(あゆ子)さん、このお二人に料理していただきます! 麻生(久美子)さんとのお芝居も楽しみです。のらりくらりやりますよ!」とユーモアを交えてコメントを寄せた。

そして、初回にゲスト出演する平野は、出演依頼に驚いたそうだが、塚原監督から平野の声優デビュー作「うる星やつら」の劇場版「ビューティフル・ドリーマーを見て、この道に進もうと決めたと言われたそうで、台本には「だからなのか!?」と思えるシーンもあったそう。ドラマでは、初回に巻き起こる事件のキーパーソンとして、明るく優しいおばあちゃん役を演じているが、「このたびのお役は、実年齢をブンと上回る、ばーちゃんです。あれこれ、驚きました。監督からのリクエストは、思わず心配したくなるような、ばーちゃん。もちろん、声だけでの演技ではありません。メークさんをはじめとするスタッフ陣の職人技に、大いに助けていただきました」と撮影を振り返り、最後は「あとは“塚原マジック”に委ねるだけ、だっちゃ、です!」と、「うる星やつら」で演じたヒロイン・ラムの口調で、作品への期待を伝えた。

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