レジェンド・中田英寿が立教大学の客員教授に就任!

立教大学客員教授に中田英寿の就任が決定!

立教大学は、2020年4月1日より経営学部の客員教授として、元サッカー日本代表であり株式会社JAPAN CRAFT SAKE COMPANY代表の中田英寿氏の就任を決定した。

日本全国47都道府県、自らの足で伝統工芸や産業、農業などを巡り、日本の良さを世界に発信し続ける中田氏の活動に立教大学が共感。地域と世界を結ぶフィールドワークとして、その経験を立教大学の学生に還元できるような科目を設置することで、客員教授就任が決定した。

今回の就任を機に、2020年度秋学期には経営学部の3、4年次生を対象とした選択科目「伝統産業とマーケティング」を同学部の山口和範学部長、高岡美佳教授とともに担当。

『日本文化の世界戦略』をテーマに、日本の伝統産業の歴史と現状を学び、産業の再生や新規ビジネスの創出を行うための思考力や実践力を身につけていくための講義を行う。

講義内容には、ゲストを招いたトークセッションも!

全14回の講義では、「日本酒」、「食」、「工芸」それぞれのジャンルに対して、産業構造分析、フィールド・スタディ、ゲストを招いたトークセッション、学生によるプレゼンテーションの実施を予定。フィールドワークやゲストを招いたトークセッションでは、これまで中田氏が日本全国を旅してきた中で培ってきた経験を活かし、各ジャンルのプロフェッショナルとの協力も予定している。

また、本科目は30名限定となっており、履修希望者は「『日本酒』『お茶』『工芸』のうち一つを選び、市場分析を行った上で、それを世界にビジネスとして広げる手法について論じてください。※ 3000字以内 」という課題を提出。 中田氏を含めた山口学部長、高岡教授とともに選考を行う。

なお、立教大学では、本日3月19日(木)にシラバス(授業計画)を公開予定とのこと。

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