INOXCVAがLNG 供給でShell Energy Indiaと了解覚書に調印

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【ムンバイ(インド)2020年3月18日PR Newswire=共同通信JBN】
*インドの天然ガス基盤経済を増強するパートナーシップは、仮想パイプラインのLNGアクセスを拡大

極低温液体の貯蔵、流通、再ガス化ソリューションのグローバルリーダーであるINOX India Pvt. Ltd(INOX India)は、ロイヤル・ダッチ・シェルの完全子会社Shell Energy India Pvt Ltd.と了解覚書(MoU)を締結した。両社は提携して、グジャラート州スラト地区のハジラにあるシェル基地から陸路でLNGを供給する市場を開発する。MoUは、顧客側の物流・受け入れ施設を含む流通インフラの整備を想定し、パイプラインに連結していない顧客へのLNGアクセスを提供する。これは、クリーンで信頼性があり費用効果の高いLNGをインド全土の商工業(C&I)ユーザーに一層浸透、消費させる助けになる。MoUにはまた、長距離大型トラック、バス向け輸送燃料としてのより大きいLNG市場開発協力も含まれている。

Shell Energy India(SEI)はグジャラート州ハジラに年間500万トンのLNGを受け入れ、貯蔵、再ガス化する基地を所有、運用している。SEIはハジラ基地にトラック積み込み施設を建設しており、INOXとの提携は急成長する都市ガス供給の優先燃料としてのLNG市場、LCNG(液化圧縮天然ガス)・工業部門、また、自動車燃料としてのLNG利用の開発に役立つ。

MoU を発表したシッダールタ・ジェインINOX India Pvt. Ltdエグゼクティブディレクターは「シェルとの提携は、INOXの革新性と未来的アプローチを明確に示している。LNGは単にクリーンで費用効率のいい燃料というだけでなく、安全で信頼できるものでもある。われわれの共同努力によって、このグリーン燃料が利用しやすくなることをうれしく思う。大規模なガス基盤エコシステムはインド経済と環境にとって良い兆候であり、関係者全員に有利な状況である」と語った。

席上、Shell Energy Indiaの責任者であるアシュワニ・ドゥデジャ氏は「INOXと協力してLNGをトラックで配送し、パイプラインにつながっていない顧客向けのLNGアクセスを構築することを楽しみにしている。都市ガス供給部門、商工業の顧客、また、大型輸送用の燃料として、最もクリーンな化石燃料である天然ガスの需要が高まっている。この新分野を開拓し、より多く、よりクリーンなエネルギーに対するインドの長期的ニーズを満たすうえで引き続き主役を演じられるように、ほかにもこのようなパートナーシップを開発することは喜ばしい」と語った。

安全で信頼できるLNG陸路輸送・流通の市場リーダーとして、INOXは世界の天然ガス消費者のニーズに対応した革新的で将来に備えたソリューションで知られている。2010年にゼネラル・モーターズのハロル工場で初の小規模LNG施設を稼働開始させて以来、INOXはインド各地にGoLNGブランド施設を35カ所余り開設した。クリーンで環境に優しいエネルギー源としてLNGを普及させてきたINOXのGoLNG輸送タンカーは、累計650万キロ走行し、全土の消費者にLNG 10万トンを供給した。

▽INOX India Pvt. Ltdについて
INOX India Pvt. Ltd(INOX India)はLNGの極低温貯蔵、再ガス化・流通システム、工業用ガス、低温科学製品の最大級のメーカーで、インド、ブラジル、欧州で活動している。INOX Indiaは幅広いユーザー基盤を有して100カ国以上に展開し、25カ国のアフターサポート提携ネットワークに支えられている。その主要な強みは、設計工学、製造、定評ある極低温貯蔵ターンキーパッケージシステムの供給・始動、および顧客に最高の価値を提供するビジョンにある。詳細はwww.inoxcva.com を参照。

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ソース:INOX India Pvt. Ltd.