『外資系エアラインの美人CAが搭乗できずに暇を持て余しています』!? コロナの影響でいま「ギャラ飲み」が大盛況という噂の真相

写真はイメージです。

新型コロナウィルスのパンデミックのために、在宅勤務のビジネスマンが増え、不要の外出を控える自粛モードの中、不謹慎にもギャラ飲みプロデューサーが暗躍しています。

「『外資系エアラインの美人CAが搭乗できずに暇を持て余しています』。若い頃にCA合コンを楽しんだオジ様達が在宅勤務から現実逃避したくて食いついてきます。『ウーバーイーツで美味しいお店の料理をお取り寄せしています』。外食を控える人たちも豪華なおうちごはんの感覚です。コロナウィルスの影響で仕事を失った女の子達にとってギャラ飲みは唯一の収入源になるケースもあるんです」(ギャラ飲みプロデューサーA)

コロナウィルスによる公演中止で、舞台照明の女性が仕事がなくなり、犯罪に手を染めてしまった事件も封じられました。自粛モードで打撃を受けた夜の街には変化が一部で起きているようです。六本木のキャバクラ嬢Xは、

「お客様に連絡してもやっぱり『コロナで〜』と18番のように断られてしまい、かなりキツイ状況です。バレンタインの義理チョコも余って、ホワイトデーも最悪でした。ギャラ飲みは、効率良い直引き(お客さんと直接キャバ嬢が会ってお小遣いを貰う)かもしれません」

と語ります。

銀座高級クラブのホステスYさんはいきなりオーナーから店を閉店する旨を告げられ、起死回生にギャラ飲みに参入したそうです。

「いきなり閉店っていわれて。コロナは恐怖でしかない。東日本大地震災よりもたいへんです。いつまで自粛が続くのでしょうか。休日にお客さんと会うノリでギャラ飲みに参入しました」(Yさん)

夜の店が閑古鳥でも、ギャラ飲みがアツイと語るギャラ飲みプロデューサーは、

「コロナはむしろ追い風ですね。毎日ギャラ飲みをたくさんやってます。シャンパンでアルコール消毒してます(笑)」と強気です。

女性が合コン感覚で飲み会や食事に参加し、お車代と称した金銭を貰う「ギャラ飲み」は、メディアでも話題になってからというもの、マッチングアプリは次々と登場し、ギャラ飲み専門のグループラインが複数存在しています。ギャラ飲みを主催し、マネジメントするのがギャラ飲みプロデューサーです。

今や女優の卵やグラビアアイドルから、大学生やOLのお小遣い稼ぎのツールとして定着していましたが、最近は、CAやガールズバー、キャバクラ、高級クラブからも人財が流れているようです。

参加する男性は、社長、投資家、弁護士、オリンピック選手までさまざま。最近では、在宅勤務のビジネスマンが増えているそうです。

「コロナでもギャラ飲みして経済を回す! 生きるためのギャラ飲みですから。確かに、コロナウィルスの勢いは恐ろしいですが、病は気からという言葉もある通り、前向きに生きましょう」(ギャラ飲みプロデューサーB)

そんな怖いものなしのギャラ飲みパワーは底知れないものがあります。早く事態が収束し、健全な世の中に戻って欲しいものです。(文◎土竜妹子)

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