西湖竜井、オンライン販売に商機 浙江省杭州市

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西湖竜井、オンライン販売に商機 浙江省杭州市

  

 【新華社杭州3月19日】中国浙江省では3月中下旬、西湖竜井(ロンジン)の新茶が摘み取りの時期を迎える。例年多くの観光客でにぎわう同省杭州市の梅家塢村も、今年は新型コロナウイルスによる肺炎の影響でひっそりとしている。茶を扱う企業は実店舗での販売が影響を受けたが、オンライン販売が急増。一部企業ではオンライン販売が70%を占めるまでになった。

 梅家塢村は西湖竜井茶原産地1級保護区に位置する。村内の茶問屋、盧正浩茶荘は1300ムー(約87ヘクタール)以上の茶畑を所有する有名企業で、今回最も早く営業を再開した会社の一つでもある。

 同茶荘は2010年の電子商取引(EC)参入から昨年までにオンラインで1億5千万元(1元=約15円)を売り上げた。胡壁如(こ・へきじょ)総経理の主導の下、盧正浩ブランドは競争の激しい西湖竜井市場で新天地を切り開いた。

 今年は多くの企業がインターネットを用いたライブ配信で販路の問題を解決し、茶葉の成長状況を消費者に伝えて注文につなげている。盧正浩茶荘も例外ではなく、胡さんはライブ配信界のインフルエンサーになった。

 今年の新型肺炎の流行により、オンラインでの新茶販売が主流になっている。データによると、ECサイト「天猫(Tモール)」での今年の西湖竜井の予約販売は前年同期比約4割増となった。今後はより多くの茶葉が市場に出るため、一層の販売増が見込まれる。(記者/夏亮、李濤)