松重豊「きょうの猫村さん」に濱田岳、染谷将太、安藤サクラらが豪華キャスト“歓喜”の集結

テレビ東京系で4月8日からスタートするミニドラマ「きょうの猫村さん」(水曜深夜0:52)で、濱田岳、石田ひかり、市川実日子、松尾スズキ、小雪、池田エライザ、水間ロン、染谷将太、安藤サクラ、荒川良々が原作に登場する個性豊かな登場人物を演じることが分かった。

同作は累計330万部を誇るほしよりこの同名コミックを実写化するもので、“猫の猫村さん”を実力派バイプレーヤーの松重豊が演じる、心温まる2分30秒のミニドラマ。猫村は自分を拾ってくれた飼い主・ぼっちゃんとの再会を果たすため、家政婦として働いてお金を貯めることを決意し、「村田家政婦紹介所」の門をたたく。家政婦紹介所の長、村田の奥さんも家政婦志望の猫に戸惑うが、その能力の高さを認め、お金持ちの犬神家へ家政婦として奉公させることになる。

猫村さんを拾いかわいがってくれた恩人のぼっちゃん役を演じる濱田は「松重さんの猫村さんに参加できることをとてもうれしく思っています。小さな少年の役ということで、とても不安に思っていましたが、松重さんのお姿を拝見し、なんの根拠もないですが、不安を和らげていただきました。大好きな大先輩です。そんな、松重・猫村さんに愛される少年を一生懸命、チャレンジしたいと思います。よろしくお願いします」と意気込みを語った。

「村田家政婦紹介所」の代表で、温かく猫村さんの面倒を見ている村田の奥さん役を演じる石田は「働き者の猫村さんのけなげさ、かわいらしさは、主婦でもある私のバイブルです。もちろん猫村さんをやりたかったけれど、松重さんにはかないません! 村田の奥さんも大好きなキャラで、カーラーにネグリジェにケープという扮装がおかしくてたまらず、夢心地でした。原作の村田の奥さんの味わい深さは出せてないと思いますが、いい役をいただけて幸せです。ずーっと続いてくれるといいなと思っています! どうぞお楽しみに!」と力を込めてコメント。

猫村さんに親切で、よき話し相手の家政婦仲間である山田さん役を演じる市川は「お話を聞いた瞬間、松重豊さんってどなただろう?と思ったくらい、脳みそが追いつきませんでした(笑)。これはミラクルだと思いました。なが~くてかわいらしくて、時々おじさんな松重・猫村ねこさん。毎週、2分半会えるのが楽しみです」と期待を寄せた。

犬神家の主人で歴史と風俗を研究している大学教授、犬神金之助役を演じる松尾は「何しろ松重豊さんが猫村さんというのが、ぶっとびすぎです。人間だし、男だし。でも、松重さんとの仕事は10数年ぶりで、同郷で同い年というのもあり、楽しく過ごさせていただきました。若干原作より感情的なご主人になってしまいましたが、そこも愛きょうということでご笑覧くださいませ」と役どころに触れ、犬神家の女主人・犬神冴子を演じる小雪は「原作のイメージを守りつつも、自分なりに奥さまのかわいらしい性格や、弱いところ、人間らしい面を出せるようにと考えて挑んでみましたので、ぜひ皆さまに楽しんでいただけたらと思います」と役づくりについて語る。

犬神家の長女・犬神尾仁子役の池田は「物語も現場の空気感もいつも優しく尊く…日々、癒やされておりました。尾仁子の反抗期感たっぷりの言動がいじらしくて好きです。猫村さん、たくさん怒鳴ってごめんなさい」と明かした。また、犬神家の長男・犬神たかし役の水間は「このすてきな世界の中の一員になれたことをとても光栄に思っております。短い時間でしたが、素晴らしいキャストとスタッフに囲まれ過ごした時間は幸せでした」とコメント。尾仁子が率いる暴走族のメンバー・強を演じる染谷は「猫村さんとお芝居できるなんて感無量です。本当に心地よい時間でした。現場では猫村さんの作った揚げパンを食べ過ぎました。早く早く完成が見たいです。毎週水曜深夜にやってくる2分30秒を心待ちにしております」と出演を喜んだ。

また、猫村さんに何かと因縁をつけてくる怖がりの奥さんを演じる安藤は「猫村さんの世界に入れるなんて! と、とってもうれしいです。さらに松重さんのファンなのでうれしさ100倍です。撮影は緊張しましたが、まだまだ、もっとやりたい気分です。すでにアノ猫村さんが恋しくてなりません。放送が楽しみです!!」と興奮気味で、猫村さん行きつけの魚屋さんの主人を演じる荒川も「猫村さんです! 松重さんです! 自分は魚屋です! 撮影時間半日! 果たしてどんな化学反応が起きるのか!? 乞うご期待!!」とアピールしている。

© 株式会社東京ニュース通信社