EXIT「ひかくてきファンです!」レギュラー加入の理由とは?「すじがね」からリニューアル

テレビ朝日ほかで今田耕司と指原莉乃がMCを務めるバラエティー「すじがねファンです!」がリニューアルされ、新たに「ひかくてきファンです!」(水曜深夜0:15)としてスタートすることが分かった。

同番組は、2019年4月にスタートした「いまだにファンです!」から同年10月に「すじがねファンです!」になり、芸能人を人生懸けてひたむきに応援し続ける“すじがねファン”の人生を深堀してきたが、今回は2組のファンを追う中でお互いの“推しの魅力を探る”番組へと進化を遂げる。

今田と指原に加え、“お笑い第七世代”のEXIT(りんたろー。、兼近大樹)がレギュラーとして新加入。番組進行を同局の並木万里菜アナウンサーが担当する。このほど行われた初回放送の収録後に、出演者による囲み取材が行われ、手応えなどを語った。

今田は「『ひかくてき』って弱くなったなって(笑)。『いまだに』『すじがね』ときて、『さあ、次は!?』と思ったら、『ひかくてき? まあ、比較的好きやけど』みたいなトーンかと最初は思たんですが、比較するんで、よりそれぞれのファンを比べた時に分かりやすいかなと思いますね」と印象を述べた。

指原は「ファンの方の話を聞くのは変わらずなので、皆さんの気持ちを現場で伺っていることもあって、よりパワーアップして皆さんの元気な声が聞けるんじゃないかなと思っています。元々の番組からずっとなんですけど、皆さんの涙が本当にすてきで、私はそれに毎回心を打たれてちょっと泣いちゃうので、そこはこれからも変わらず、そういうシーンもいっぱいありましたし、これからの放送でも熱い涙が見れたらいいなっていう気持ちです」と語った。

EXIT・りんたろー。は、番組への加入について「以前、この番組に出させてもらったんですけど、今度は番組に交ぜてもらえるので。2人で十分成立しているところへ僕らが入れてもらえるんだって。今田さんがいることで、吉本(興業)としての会社としての強みを感じました(笑)」と言うと、兼近が「今田さんが選んでるとしたら、俺らじゃないからね(笑)。リニューアルされる前に僕らが出た時にだいぶハネてたんで、それのおかげかなと。『こいつらいたら盛り上がるんじゃないか』とスタッフさんが思ってくれたんじゃないかなと」と分析。

並木アナは「私は入社当時、研修の時に、今田さんと井澤健太朗アナウンサーがやっていた番組を見学したことがあって、今すごくうれしいです。楽しい現場で頑張りたいと思います!」と意気込んだ。

一方、これまでの流れからの共通点について、今田は「皆さん人生に影響を与えられているというか、そういう方がほとんどですね。僕らは単に『あ、かっこいい人が好きなんやな』とか、『作品見て好きになってんな』と思うんですけど、意外と私生活に影響を与えていて、この人のおかげで自分が変わったとか、乗り越えられたとか、そういう深いエピソードがあることに共通していてビックリしますね」と明かした。

さらに、自身のファンに対しては、今田は「ありがたいなと思いますけど、やっぱり不特定多数の人に向けていて、みんなが僕のファンやと勝手に思わせてもらってるんで、悪口とか罵詈雑言をいう人以外はみんな自分のファンやと思って、一応外でも気を付けています。接する時とか。ぶつかった時に『ん?』て思った時も、『ファンやからしゃあないな』と思うようにしてますね(笑)」と答えた。

AKBグループを卒業し、ファンと接する機会が減ったという指原は「前は握手がすごくいっぱいあったので、親より会ってるっていう感じだったんですけど、本当に会わなくなっちゃったので、本当に生きてるかなって思います。おじいちゃんのファンとか、マジで『どうしてるんだろう?』って思いますね。(ファン)は当たり前にいたので、もう友達以上みたいな感じですかね。本当に不思議な関係だと思います」とアイドル時代の経験を踏まえて回答。

りんたろー。は「僕らも本当に感謝してます。要望をもらって次のアクションを踏み出す一歩だったりするんですよ。そういう意見みたいなものを取り入れられるっていう意味で、すごく参考にもしています」と真面目にコメント。兼近が「ファンは恋人っすね。恋人より大切な存在というか(笑)」と半ボケすると、りんたろー。は「薄い!」とツッコんで、取材陣の笑いを誘った。

そして、大先輩である今田との共演に、りんたろー。が「負んぶに抱っこでいきたいと思います」と言うと、今田は「スタッフさんがEXITを入れたのには何か理由があるはずですから、そこで何をしてくれるのか楽しみにしています。僕も“第7世代”と共演できるありがたさもありますからね。若いエキスを取り入れて刺激になると思います」と期待を込めて激励した。

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