オープン戦で好成績をマーク 今季注目の9選手

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オープン戦で好成績を残した選手が必ずしもレギュラーシーズンで活躍するわけではないが、「たかがオープン戦」とはいえ好成績を残しておくに越したことはない。日本時間3月21日、メジャーリーグ公式サイトでは、マット・ケリーがオープン戦で好成績を残した選手のなかから9人をピックアップ。この9人はレギュラーシーズン開幕後も注目の存在となるかもしれない。

投手では、新人王候補の1人であるヘスス・ルザード(アスレチックス)が8回1/3を投げて防御率1.08、奪三振13、与四球1の好成績をマーク。「MLB Pipeline」のプロスペクト・ランキングで全体12位&球団1位にランクインしている実力を存分にアピールした。エドゥアルド・ロドリゲス(レッドソックス)は11回を投げて防御率1.64、奪三振20、与四球1の快投を披露。昨季は自己最多の19勝をマークし、今季はクリス・セールがトミー・ジョン手術で離脱するなか、開幕投手の最有力候補となっており、エースとしての活躍が期待される。

ディラン・バンディ(エンゼルス)は11回1/3を投げて防御率1.59、奪三振16、与四球1と順調な調整ぶりをアピール。ミッキー・キャラウェイ投手コーチとともにコマンド(狙ったところに投げる能力)の向上に取り組んだ成果を見せつけた。開幕ローテーション入りを目指すカイル・ライト(ブレーブス)は13回1/3を投げて防御率2.03、WHIP0.75とアピールに成功。新人王候補の1人となりそうだ。オフに放出の可能性も取り沙汰されたJ.A.ハップ(ヤンキース)は13回を投げて防御率1.38、奪三振16、与四球1の好成績をマーク。トミー・ジョン手術を受けたルイス・セベリーノの全休が確定しており、今季も先発ローテーションの一角を担う。

野手では、フランミル・レイエス(インディアンス)が27打数で打率.444、4二塁打、5本塁打、出塁率.483、長打率1.148と猛打爆発。昨季の37本塁打はフロックではなく、今季は本塁打王争いに絡んでくるかもしれない。昨季鮮烈なデビューを飾ったボー・ビシェット(ブルージェイズ)も31打数で打率.290、1二塁打、1三塁打、4本塁打、出塁率.371、長打率.774と上々の仕上がり。通算274本塁打の父ダンテを上回るキャリアを過ごすことも夢ではない。

メジャー未経験の選手のなかでは、ディラン・カールソン(カージナルス)が32打数で打率.313、6四球、出塁率.436、長打率.469と存在感を発揮。「MLB Pipeline」のプロスペクト・ランキングでは全体17位&球団1位にランクインしており、開幕メジャーの可能性も十分にある。そして、「大型不良債権」として批判されることの多いクリス・デービス(オリオールズ)は15打数で打率.467、3本塁打、出塁率.615、長打率1.067の好成績をマークし、三振は3つだけ。キャンプ序盤からコンディションの良さを強調していたデービスだが、数年間にわたる低迷を経て、今季は大復活のシーズンとなるかもしれない。