「重度障害者の自立に道開く」 札幌「ゆめくる」元代表・花田さん悼む声

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障害者が働くカフェの開店日に自ら宣伝する花田貴博さん=2016年7月(自立生活センターゆめくる提供)

 障害者の就労を支援する一般社団法人「自立生活センターゆめくる」(札幌市南区)元代表理事の花田貴博さんが8日、心筋梗塞のため44歳で亡くなった。徐々に筋力が衰える進行性筋ジストロフィーと闘いながら、交通機関のバリアフリー化や障害者の雇用の場づくりに尽力した。関係者は「重度障害者が自立生活する道を切り開いた先駆者だった」と別れを惜しんでいる。

 苫小牧市出身。3歳で進行性筋ジストロフィーと診断された。14歳で渡島管内八雲町の国立療養所八雲病院(現国立病院機構八雲病院)に入院し、隣接する八雲養護学校を卒業後も、入院生活を続けた。