本学客員教授に中田英寿氏の就任が決定!

2020年度秋学期よりスタートする「日本文化の世界戦略」をテーマにした講義を担当

2020年3月16日
立教大学

報道関係各位
本学客員教授に中田英寿氏の就任が決定!2020年度秋学期よりスタートする「日本文化の世界戦略」をテーマにした講義を担当

立教大学(東京都豊島区西池袋3-34-1/総長:郭洋春)は、2020年4月1日より経営学部の客員教授として、元サッカー日本代表であり株式会社JAPANCRAFT SAKE COMPANY代表の中田英寿氏の就任を決定いたしました。

日本全国47都道府県、自らの足で伝統工芸や産業、農業などを巡り、日本の良さを世界に発信し続ける中田氏の活動に本学が共感。地域と世界を結ぶフィールドワークとして、その経験を本学の学生に還元いただけるような科目を設置することで、客員教授就任が決定しました。

今回の就任を機に、2020年度秋学期には経営学部の3、4年次生を対象とした選択科目「伝統産業とマーケティング」を同学部の山口和範学部長、高岡美佳教授とともに担当。『日本文化の世界戦略』をテーマに、日本の伝統産業の歴史と現状を学び、産業の再生や新規ビジネスの創出を行うための思考力や実践力を身につけていくための講義を行います。

全14回の講義では、「日本酒」、「食」、「工芸」のそれぞれのジャンルに対して、産業構造分析、フィールド・スタディ、ゲストを招いたトークセッション、学生によるプレゼンテーションの実施を予定。フィールドワークやゲストを招いたトークセッションでは、これまで中田氏が日本全国を旅してきた中で培ってきた経験を活かし、各ジャンルのプロフェッショナルにも協力いただく予定となっています。

また本科目は30名限定となっており、履修希望者は「『日本酒』『お茶』『工芸』のうち一つを選び、市場分析を行った上で、それを世界にビジネスとして広げる手法について論じてください。※3,000字以内」という課題を提出。中田氏を含めた山口学部長、高岡教授とともに選考を行います。

なお、本学では3月19日(木)にシラバス(授業計画)を公開予定です。

中田英寿氏プロフィール
元サッカー日本代表。引退後100以上の国や地域の旅を経験した後、
2009年から全国47都道府県をめぐる旅をスタート。
この旅をきっかけにこれまで350を超える酒蔵を訪問。
日本酒の美味しさと文化的可能性を強く感じたことから、2015年には、
「株式会社JAPANCRAFT SAKE COMPANY」を設立。
日本酒に関するコンサルティング、日本酒セラー「SakeCellar」、
日本酒アプリ「Sakenomy」、オリジナル酒器ブランド「Nathand」の開発、
世界最大級の酒イベントで『ゴールデン・ワールド・アワーズ2018』
最優秀賞を獲得した「CRAFTSAKE WEEK」等、幅広い活動を行っている。
また、中田が全国を旅して出会った食・宿・文化などを、日本語と英語で
紹介するWEBメディア「に・ほ・ん・も・の」や、その中から厳選した
日本の逸品・人を紹介し多言語で出版される書籍「に・ほ・ん・も・の」(KADOKAWA)、
ラジオ番組「VOICESFROM NIHONMONO」(J-WAVE毎週土曜)、SNSなど、多くのメディアで情報を発信。
2020年3月開業する高輪ゲートウェイ駅前にて「J-WAVENIHONMONO LOUNGE」を期間限定で開催することを
発表した。

株式会社JAPANCRAFT SAKE COMPANY: http://craftsake.jp/

立教大学概要
【名 称】立教大学
【本 部】東京都豊島区西池袋3-34-1
【創 立】1874年
【U R L】https://www.rikkyo.ac.jp/