緊急経済対策として現金10万円を給付する案 「使い道がない」と発言した女性芸人に批判殺到 「たとえ10万円でも嬉しいわ!」

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22日、TBS『サンデージャポン』にお笑いコンビ・クワバタオハラのくわばたりえさんが出演。政府が緊急経済対策として現金10万円を給付する案を検討していることについて『コロナで家から出るなって言われてて使い道がない』とコメントし、視聴者から反発の声が寄せられていようです。

番組ではこの日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急経済対策として、国民1人当たりに一律10万円の現金を給付する案が検討されていることについて取り上げました。現金での給付の他、商品券での支給、消費税の減税などさまざまな対策が考えられていることを紹介し、出演者たちが議論を展開します。

そんな中で、この対策についてコメントを求められたお笑いコンビ・クワバタオハラのくわばたりえさん。現在3人の子供を持ち、もし現金10万円が給付されるということになれば自身の家庭では計50万円が給付されるとして『そうなったらめちゃくちゃ大きいですよ。50万円って』とコメント。

しかし、続けて『けど、50万円もらった時に、経済回したいからじゃあその50万何に使うってなると、普通だったら旅行に行くとかお洋服買いに行ったりなんかする。でも今、コロナで家から出るなって言われてて使い道がないんですよ、結局。貯金に回っちゃったら意味がないと思う』と現金給付の案には反対の意を示していました。

この発言に、視聴者から反発の声が寄せられているようです。

ネット上では「じゃあお前はもらうな。困ってる人もいるんだよ」といった声をはじめ、

「芸能人様は違うねー仕事行けなくなってる人がいっぱいいるんだよ」

「収入が激減するから、その為の補助でしょ? 遊ぶための補助じゃないでしょうよ」

「貯金に回すという発想が…生活費としてお金を必要としてる人がいるということ、これっぽっちも頭に無いのね」

「ほんとに家から一歩も出てないの? そんなわけないよね? 子供もいるんだからお金使うでしょ? 文句言わないと気が済まないのかな」

「その10万円で救われる人がどれほどいるのかを考えないところに、自分のことしか考えない利己主義が蔓延した現状が垣間見える」

「いやいや、これはアホな意見だわ。休業補償みたいなもんで困窮する人もたくさんいて世の中の消費が減るから補填してるんでしょ。使い道がないって普通に生活費だろ」

「現状がどうなっているか。コロナの影響で働けなくなって、例え10万でも嬉しい。これで生きていけるという人がいるって知らないのかな。自分の周囲がこの世の全てじゃないよね。ニュース見てくれって思った」

といった声が寄せられていました。

国の対策の是非はともかく、くわばたさんと世間との感覚にズレがあるのは間違いないようです。現金10万円が給付されても遊びや貯金に回せるほどの余裕があるのであれば、給付されずとも率先して経済の為にお金を使ってもらいたいものです。(文◎絹田たぬき)

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