河野駿佑、2020年もスーパーフォーミュラ・ライツに挑戦へ。エンジンはトムスにスイッチ

 3月23日、河野駿佑とRS FINEは、2020年の全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に参戦すると発表した。今季もエアフィルターやオイルフィルター等で世界でも高い支持を集めるK&Nのサポートを受けての参戦となるが、新たにエンジンをトヨタ-トムスTAZ31にスイッチすることになった。

 1995年生まれの河野は、2014年にスーパーFJ鈴鹿シリーズのチャンピオンを獲得し、2015年からはFIA-F4に参戦。2018年からは父でありRS FINEを率いる名エンジニア、河野高男代表とともに二人三脚で全日本F3選手権に参戦した。

 そんな河野は、2年間の全日本F3選手権参戦に続き、2020年から全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権へと変わるシリーズに、新たにダラーラ320を投入。これまではHWA 414エンジンを使用していたが、今季からトヨタ-トムスTAZ31エンジンにスイッチして参戦することになった。

 ひさびさのフォーミュラ参戦だったRS FINEは河野とともに、2年間F3を走らせノウハウを蓄積。今季は全車がダラーラ320となることで、同じスタートラインから戦うことができる。河野にとってはチャンスでもあり、結果が求められる一年になりそうだ。

「2020年シーズン、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に参戦することになりました。参戦にあたりご支援いただきましたスポンサー様、チームをはじめ、応援していただいている皆さまに感謝しております」と河野。

「昨年のF3からの後継のシリーズとしてこのカテゴリーに挑戦できることをうれしく思います。車両も新しくなり、エンジンも今年からトムスエンジンで戦います。新たに始まるシリーズでまわりとスタートラインは一緒です。開幕前にしっかりと車を煮詰めていき、開幕戦から優勝目指し、そしてチャンピオンを目標に頑張ります」

「いまはコロナウイルスの影響でレースの延期が続いておりますが、皆さまの前で走りを見ていただけるように、早く終息することを願います。2020年も応援よろしくお願いします!」

 河野はこれまでの参戦と同様、個人スポンサーを募集している。詳細情報はホームページ(https://rsfineshop35.theshop.jp)まで。今季、スーパーGTにも参戦が決まった河野とRSFINE K&N 320がどんな戦いをみせるか楽しみなところだ。

RS FINE 2020年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権参戦体制
エントラント:RS FINE
ゼッケン:#35
車名:RSFINE K&N 320
ドライバー:河野駿佑
メンテナンス:有限会社アールエスファイン
車両:ダラーラ320
エンジン:トヨタ-トムスTAZ31

河野駿佑がドライブするRSFINE K&N 320のカラーリング

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