レアル・マドリー、サンス元会長時代の「白いユニフォーム5着」

新型コロナウイルスのため入院治療中だったレアル・マドリーの元会長、ロレンソ・サンス氏が21日、76歳で死去した。

会長職を務めた1995年から2000年の5年間で、クラブは数々のタイトルを獲得。90年代後半はファンの記憶に強く残る。

ここでは、そんな栄光の時代の“白いユニフォーム”を振り返ってみたい。

1995-96

レアル・マドリー 1994-96 Kelme ホーム

ロレンソ・サンス会長時代の最初のユニフォームは、足跡のロゴマークでお馴染みのKelme(ケレメ)だった。90年代のユニを象徴するスポンサー「TEKA」は、キッチンや風呂など水回り関係の企業。2000-01シーズンまでロゴを掲出した。

1996-97

レアル・マドリー 1996-97 Kelme ホーム

一見すると94-96モデルに似ているが、袖のドットライン(点線)や胸元の足跡ロゴが、この96-97モデルの特徴だ。チームはこのシーズンのリーグを優勝し、サンス会長時代の初タイトル獲得となった。

1997-98

レアル・マドリー 1997-98 Kelme ホーム

94-95シーズンから続いたKelmeとのパートナーシップは、この97-98モデルをもって終了となった。このシーズンのチャンピオンズリーグでは、32年ぶり7度目となる優勝を成し遂げている。

1998-2000

レアル・マドリー 1998-2000 adidas ホーム

Kelmeに代わるキットサプライヤーは、13年ぶりにadidasとのコンビが復活。その関係は2019-20シーズンの今も続いている。99-00シーズンのCLを優勝し、ファンの記憶に残り続ける一着となった。

1998

レアル・マドリー 1998 adidas ホーム トヨタカップモデル

979-98シーズンのCLを優勝したレアルは、当時東京で開催されていたトヨタカップへの出場を果たす。バスコ・ダ・ガマ(ブラジル)との一戦を2-1で勝利し、タイトル獲得となった。ユニフォームは当時の大会規定により、胸のスポンサーが外されている。

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