相模原中央病院、24日から外来診療再開 「安全」と判断

相模原中央病院

 新型コロナウイルスによる感染拡大を巡り、相模原市は23日、「クラスター」と呼ばれる集団感染が起きた相模原中央病院(同市中央区)が24日から外来診療と救急診療を再開する、と発表した。

 同病院ではこれまでに、看護師1人、入院患者4人、入院患者の家族1人の計6人の感染が確認された。だがその後、1カ月以上にわたって新たな感染はなく、患者との接触が想定される医師、看護師、事務担当者らを対象に実施した2度目の検査でも、46人全員が陰性だったという。

 同病院に加え、国立感染症研究所、県衛生研究所、北里大学病院感染管理室、市保健所などでつくる院内の感染対策会議が感染予防策なども確認し、安全と判断した。

 同病院は3日から、かかりつけ患者に限り、診療を再開していた。

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