就職氷河期世代のロールモデルが語るリアルな体験談とチャレンジの大切さ

 よしもとの若手お笑いコンビ「ネイビーズアフロ」(皆川、はじり)と、ラジオ関西の津田明日香アナウンサーがパーソナリティーを務めるラジオ番組『就活応援番組 ネイビーズアフロのレディGO! HYOGO』(ラジオ関西)。3月20日放送回「就活レディGO!」のコーナーでは、ワークショップオオツキを運営する株式会社オオツキ(本社:丹波市)から、上月秀哲さんと、梶村智洋さんがゲストとして登場し、就活トークを展開した。

(写真:ラジオ関西)

 ワークショップオオツキの店舗で店長として勤めている、上月さんと梶村さん。「元々、接客業は苦手だった」という梶村さんは、「入社時から基礎を学び店舗運営のスキルも身につけて今に至っている」と話す。また、上月さんは「高校生の頃から地元で就職しようと決めていた。地域密着型の仕事がしたかった」と現職に就く理由を語った。

(写真:ラジオ関西)

 そんな2人は「就職氷河期」に就活を行った世代。「有名大学を出ていたとしても、そもそも内定が出ないことも。自分は簿記の専門学校を出たから(就活に)有利だと思ったけど、そうでもなかった……」と、梶村さんは当時のエピソードを語った。それでも「今も簿記の経験は活かせているので、無駄ではない」と述べ、苦労を糧に、前を向いている。

 番組の最後に2人は「とりあえず(企業に)入ってしまえば仕事は楽しくできるので、まずは受かることを目指して。情報収集はもちろん、その企業で将来像が描けるかも見極めてみてほしい」(梶村さん)、「人間関係や仕事内容など、苦しいことがあってもやり続ければ楽しいし、人生経験として糧になる。いろいろとチャレンジしてほしい」(上月さん)と、それぞれ就活生へエールを送った。

 コーナーの最後には、ネイビーズアフロの皆川が「本当にこれは神回!」と感激。それほど、氷河期を乗り越えたロールモデルのリアルな体験談は、就活生にとっても貴重な話となったことだろう。

ネイビーズアフロの皆川とはじり(写真:ラジオ関西)
ラジオ関西の津田明日香アナウンサー(写真:ラジオ関西)

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