【新型コロナ】相模原中央病院は「既にクラスターでない」 相模原市、厚労省に明示求める

相模原中央病院

 相模原市は24日、相模原中央病院(同市中央区)での新型コロナウイルスの感染拡大が終息し、既に感染者集団「クラスター」ではなくなった、との認識を示した。

 同病院ではこれまでに、看護師1人、入院患者4人、入院患者の家族1人の計6人の感染が確認された。その後、1カ月以上にわたって新たな感染はなく、医師らも2回の検査で陰性だった。同病院は同日から、外来診療、救急医療を再開した。

 厚生労働省はクラスターの発生状況を示した全国地図を作製、県内では同病院と市内の福祉事業所を掲載した。市は同日、同病院を削除、または終息したことを明示するよう同省に求めた。

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