菜の花 じゅうたん 展海峰、15万本一面に

じゅうたんのように一面に広がり、見ごろを迎えている菜の花=佐世保市、展海峰

 長崎県佐世保市下船越町の展海峰で菜の花がほぼ満開となり、市民や観光客は春の景色を満喫している。今週末にピークを迎え、4月中旬まで楽しめそう。
 市観光課によると、15万本が1ヘクタールの花園に植えられている。暖冬の影響で例年より1週間ほど早く咲き始めたという。市民らはぽかぽか陽気の中、ゆっくりと散策しながら写真を撮っている。斜面にレジャーシートを広げて眺めるグループも。東彼川棚町小串郷の専門学校生、藤田奈緒さん(20)は「黄色のじゅうたんみたいに広がっていて癒やされる」と話した。

© 株式会社長崎新聞社