長崎で桜開花 昨年より4日遅く

陽気の中、開花した桜=長崎市、風頭公園

 長崎地方気象台は24日、長崎市で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。平年と同じで、昨年と比べると4日遅い。同日は佐世保20.1度、長崎19.3度の最高気温を観測するなど、県内は4月上旬から中旬並みの暖かさとなった。
 同気象台(長崎市南山手町)の標本木で、基準となる5輪以上の花が咲いているのを職員が確認した。
 長崎市の風頭公園では、陽気に誘われるようにして弁当を食べたり、散歩をしながらスマートフォンで桜の花を撮影したりする人の姿が見られた。
 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、県内では立山公園さくらまつり(長崎市)や大村桜まつり(大村市)などの中止が決まっている。

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